2014年 フランス映画
優雅さを追求する戦いを繰り広げてきました・・
優雅さと美を追い求めて、苦悩に苛まれ、地獄をさまよいました・・
映像が美しい。
静かで、孤独で、淡々と、時に衝撃的。
音楽で盛り上げてないとこも好き。
暗めなのも好み。
そして主演のギャスパー・ウリエルが華奢で中性的な魅力もあって、とにかく美しい。
このブログをやっていなかったら観なかったであろうこの映画。
出会えてよかった・・
新作のデザインの作成に追われる日々
1971年のコレクションでは酷評を受ける。
常に新しいデザインを、という重圧で酒、ドラッグに溺れてしまう。
時々目を閉じると、服が軽々と宙に浮いている・・フォルムや色彩が舞っているんだ・・
でも、目を開けると重苦しさしか見えない・・。
バックに優しく流れるモーツァルトのピアノがいい・・
夢を持って日々頑張るんだけど、名声を得れば得るで大きな重圧との戦い・・一個人としてだけでは判断できない状況・・・苦しすぎる。
なんなんでしょうね・・
いちばん厄介なのはそこに群がる人たちとの関係・・んー、バランスが難しい・・
この映画を見てふと、わかったこと・・
自分の苦手とするモチーフの絵が、なぜ苦手と感じるのかが言葉として出てきた。
美しさというもの・・概念にとらわれ過ぎてた・・
自分が思う美しさを、素直に表現したらいいだけのこと。
そんな事に今まで気がつかなかった・・。
でもなぜこの映画を観てそう思ったんだろう・・
なぜ??を追求してみたい・・・