1話を映画館で観れるとは・・
初めて寅さん映画を映画館で見ることができた。
しかも第1話。50年前の映画。
ちなみに1話のマドンナは光本幸子。
(ゆりあんレトリィバァがモノマネで昭和の女優っていうのがあるんだけど、光本幸子の話し方がモロにゆりあんで(逆だけど)映画館でそれを思い出して変なとこで笑いそうになった・・)
「男はつらいよ」ほど喜怒哀楽の波が激しい映画は見たことがない。
特にこの1話は48作の中でも波が激しい。
さくらとひろし(前田吟)の結婚式のシーンは笑ったかと思うと涙ボロボロ・・この波の激しいこと。
そして、さくら(倍賞千恵子)がキレイ!
前田吟が青年!
もっと驚いたのが若い秋野大作がいたこと。名前は津坂章行で出てる。昭和の懐かしい俳優がいっぱいで面白い。
ちなみにうちで使ってる Macでテキスト入力すると今の有名人は漢字も間違うことなく変換されて便利だけど昔の俳優は記憶されていない。
秋野大作を変換したら「秋の大作戦」と変換されて・・Macもまだまだだな、と思った。ところで秋の大作戦ってなに??
音楽の入り方がなんともいい
音楽は山本直純。
感情のいい間合いでせつない音楽がゆっくりと入り、かと思えば時に大胆に、そして寅さんのセリフと共に、心が動かされて涙がドッと溢れたりするんですよ・・・
やっぱり日本人だなぁ・・ってしみじみ思う。
出演者のほとんどがもういない
寅さんもいない、おいちゃんも、おばちゃんも、たこ社長も、御前様も・・
一話の冒頭の祭りのシーンの群衆・・、そこに出ている昭和の人々。
この群衆の人々もほとんどこの世にいないんだな、と思うと改めて長い時間が経ってるんだなぁ・・と思う。
そして、おいちゃんのセリフで・・(具合が悪くなって横になろうとしたとき、さくらに・・)
まくら、さくらとってくれ・・
本当に間違ったのかアドリブなのかわからないけど、こういうのがちょいちょいあって・・・それがまた面白い・・
意外にも若い人が多かったのにびっくり。
年齢層の幅が広かった。
高齢で体の不自由な方が何人かいらして、映画館へ来るだけでも大変そうだった。でもこの映画が観たいと思って一生懸命来られたのかと思うと、寅さん映画のパワーはものすごいものがあるということを改めて感じた・・・。寅さんパワーすごい。
私も死んだら後世の人々に「これヤギエツコが描いたんだよねー、いいよねー」なんていつまでも愛され残せるようなものがあればもう本望!
もう一つ希望を言えば生きてる時に味わいたい。
できれば3年以内に・・やっぱり2年以内かな。
それでさらに希望を言えばサラッと描いた絵が1ヶ月?、2ヶ月?くらい食べていけるくらい稼げるようになりたい。
それで絵本も制作して売れまくる・・・
で、スポンサーもたくさんついて電○をアゴで使って、
この辺で終わりにします・・また来週。
寅さんの好きなシーン、セリフは以前にも書いたので、もしよかったらそっちも覗いてみてください。
男はつらいよ