ラストベガス

メモの魔力

昨年末「メモの魔力」という本を読んで自分のメモ(メモという簡単な日記のようなもの)をもとにブログを書こうと思ったけど、毎日の内容があまりにも所帯じみていてちょっと恥ずかしいのでやめた。

視点を変えた書き方をすればどんな毎日であろうと面白くなると思うけど、今の私にはそんな技術はないので。笑

そのメモの仕方を紹介すると、

その本によるとメモ大きく四つに分ける。

1、サマリー(一言でまとめる)

2、出来事(今日あった出来事、どう思ったか)

3、抽象化(つまりそこからどういうことが言えるのか)

4、転用(それを受けて自分は何をするか)

これをノートに線を引いてたまに書いている。

あとで読み返してみて自分の思考の傾向がわかるのと、別の転用も考えてみようかと思ったりもするので俯瞰して見ることができてなかなかいいと思います。

ラストベガス(2013年公開)

マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クライン

豪華キャスト。

作品も飽きずに楽しめる。

ちょっと話が綺麗にまとまりすぎてどうなんだろうとも思う。

やっぱりデ・ニーロはすごいと思ったのは、生真面目で不器用な役柄もあるけど作中オーラが全くない。存在が小さく感じる。

大スターが演じるとどんな役でも存在感、風格が出てしまい、それがスターだと思っているところがあったけど、デ・ニーロのあり方をみて変わった。

役になりきってその俳優の背景すら感じさせないものこそが名優ではないかと。

個人的に今の邦画をあまり見る気がしないのは(全部じゃないけど)俳優のバラエティ番組出演やSNSでのプライベートが明け透け。だから肝心の役がぜんぜん入ってこないとこ。(それでも観てみると面白かったってことも多いけど)

俳優はある程度見る側に想像力、夢を持たせてもらう余地を残して欲しいと思うのです。

だから日本で海外のドラマ人気は俳優の役がスッと入ってくる・・そういう部分も大きいのではと勝手に思っています。

まさにこの作品のデ・ニーロはロバート・デ・ニーロという大きな存在、風格を感じさせず、亡き妻を想い続ける生真面目で不器用なひとりのおじさんでした。

ニュー・シネマ・パラダイス

初めて休んだ

ブログを始めてもうすぐ2年。

毎週火曜日更新とうたっていたけど初めて2週連続で休んでしまった。

休んだからといって特に何の影響もないのでまた静かに始めます。

洋服の絵を描くのが好きでファッションブログから始まり、しかし文章に限界を感じ、そしてよく観る映画ブログに切り替わり、そして最近マンネリを感じ、これからは特にカテゴリーを決めることなく読んだ本やいろいろ書いていこうかな、と。

このブログは絵と文章の訓練のつもりでやっているので、忙しい時は書けない時もあるけど、なるべく続けていきたいと思っている。

自分のために。

またよろしくお願いします。

モリコーネ

7月6日に映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネが91才で亡くなった。

たまにこの映画音楽聴いていたので驚いた。

一度しか映画を観てないのに音楽を聴くと細かいシーンが蘇ってくるというのはやはりこの曲と映画のシーンがぴったり合って強く印象に残っているからだと思う。

モリコーネ追悼記事

少し前の朝日新聞に、映画やドラマの音楽を多数手がけている作曲家の服部隆之氏がモリコーネを悼む記事が載っていてその文章が素敵だった。

監督と作曲家の想像力が化学反応を起こし、そこに観客の想像力が無限に重なることで、作品が時代を超える生命体になるということも教えられました。

服部氏は自身の作曲についても、

ディテールは追わず、イメージだけ聞き、ざくっと彫塑(ちょうそ)する感覚で曲を書くんです。最初からストーリーにフィットさせすぎると、映像に合わせた時に広がりがなくなるから。

音楽じゃない分野でも参考になりそうだと思った。

モリコーネの作曲したアンタッチャブルの映画音楽をのちに「半沢直樹」の音楽を書くときに強く意識したとか。

今やってる半沢直樹も音楽は服部氏が担当みたいなので意識して聴いてみようと思う。

このブログタイトルはモリコーネか服部隆之にすればよかったかもしれない・・

映画内容は今回は書きません。(このブログの意味ない笑)

ニューシネマパラダイス

映画のフィルムに興味を抱く子どもの頃のトトがとても可愛かった。

そしてフィルムが発火して危険だということもこの映画で初めて知った。

劇中トトが持ち帰ったフィルムが発火して危うく家が火事になりそうな場面があり、お母さんからすごくすごく怒られる。しかしそれは子どもにはわからない・・そりゃ落ちてたら持って帰るにきまってる。叱りすぎ。

そんなことを思いながら観てました。