文中の挿絵です(福田玲子さんのイラスト)
HSPカウンセラー武田友紀 著
「職場で機嫌の悪い人がいると気になる」
「人と長時間一緒にいると、疲れてしまう」
「小さなミスに気付いて仕事に時間がかかる」
こんな人は「繊細さん」というらしい。
思わず即買いしました。
どうやら今話題本のようで。
「職場で機嫌の悪い人がいると気になる」
自分のことを繊細さんだとは全然思ってないけど、他人の感情に左右されやすいところはあるかも。
この場合、例えば会社で自分は仕事が遅いとか、成績が上がらないとか。負い目に注目するとそう感じやすいらしい。
(痛い!確かにそうかも・・・😂😂😂)
メールでも
メールのやり取りでも、相手から返事がなかったり遅かった場合、何か自分が不愉快にさせてしまった文章を書いたんだろうかと不安になったり、そして気になってもう一度自分が送信した文章を読み返して確認したりすることがたまにある。
気にしすぎるのはおかしいと思いながらも頭の片隅にモヤモヤしたものがくっついてる。
この本によるとこういった性分は治らないらしい。
他人から気にしない方がいいといくら言われても気になる性分。(そのとおり)
相手を気遣うあまり早々と手を差し伸べすぎる
これもまさに。
本によると、仕事で困ってる相手からお願いされるまで手を差し伸べることはしない方がいいらしい。
相手がこのままではダメだと自覚して問題解決ができるので、その意識がないと同じ問題を繰り返すのを助長しているだけと。
以前会社でも同僚が忙しそうにしていると先回りして勝手にお手伝いしてしまってミスがあり返って迷惑かけてしまったことがあった。
お願いされるまで静かにしていればよかったのだ。
あるいは、何か手伝おうか?と聞いてからやればよかったと深く反省したことがある。
いろんな負い目?からくる相手の感情で左右される日々。そして人に対して無駄に気を使いすぎること。
ここら辺の特性を直すのではなく、上手く活かしていく事を本には書いてある。
上司に意見を求められるととっさに言葉が出てこない
コレある。
本によると意見がないわけではなく、相手のニーズに応えなければと思うあまり言えなくなるらしい。
自分の場合は失礼のないように言葉を選んだり、そっちに気を遣うあまりだんだん何が言いたかったのか分からなくなる時がある。
この本が今売れていて話題になっているってことは、いろいろなことに敏感で人付き合いにも疲れている人がワンサカいるってこと。
そういえば自粛期間中、オンラインで仕事してた人たちがいざ出社となったらすごくストレスを感じる人が続出したというニュースを見たことがある。
ほんとわかる。
読んでいくと誰でも1つや2つ、あてはまることなのかなと思う。
そして解決方法も書いてあってなかなか参考になる。
家族に本を見せたら「繊細??さん?」とフッと笑いそうになったのを私は見逃さなかった。
占い本を見るようにこれあるある!これはない!そんな事を思いながら気軽に大勢で楽しむこともできる本だと思います。
とても読みやすい本でした。
