I・TONYA

蝶(製作は中学生)

もう12月。

年々一年が早く感じられる。特に今年は籠って過ごす日々が多くいつの間にか12月・・とみんな同じことを言う。もともとインドア派だから全然苦にならない。むしろ言い訳ができて堂々と籠もれる。

百均で買った来年の週めくりカレンダーをそろそろ飾ろうとめくってみる。

「今日という日は、残された人生の最初の1日である」

次めくると「大多数の決定がいつでも正しいとは限らない」

次は「この道より我を生かす道なしこの道を歩く」自分が選んだ道だからこそ、自分を生かすことができるという意味。そして次は「恐れは逃げると倍になるが、立ち向かえば半分になる」・・・

どの言葉も著名人が残した名言なのに、どれもあまり響いてない自分の心の純度の低さに今更ながら気がついた。😰

そんなこんなでアマプラで観た作品「I・TONYA」が生きるたくましさを感じてなかなか面白かった。

I・TONYA

監督グレイグ・ギレスビー

マーゴット・ロビー、セバスチャン・スタン、アリソン・ジャネイ

2018年公開

ネタバレしてるので知りたくない人はここで閉じてください。

そういえば昔日本でも話題になった。

90年代アルベールビル、リレハンメルオリンピックのアメリカ代表だったフィギアスケート選手、トーニャ・ハーディング。あの事件。

トーニャ・ハーディングの元夫が同じアメリカ代表のフィギアスケート選手、ナンシー・ケリガンを襲撃した事件。

その真相とトーニャハーディングの波乱万丈な物語。

これなかなか面白かった。

あの選手、幼い頃からの環境がやはり問題だったということ。

母親がとても暴力的。まさに虐待。

自分のエゴを通すことしか頭にない。

結果的にはトーニャ・ハーディングがスケートでアメリカ代表にまでなったのがこの親のエゴというところが皮肉。

そして若くして結婚したトーニャハーディングの夫。

こちらもDVが酷すぎ。

トーニャ・ハーディングも顔から血を流しながら負けずとやり返すところにすごいたくましさを感じた。

そんな環境だったんだと今更ながら思い出してかわいそうだと同情してしまった。

最初はナンシー・ケリガンを襲撃するつもりじゃなかった話。周囲の人間の変な妄想と利害でそうなってしまったという真相。

マーゴット・ロビーがあの当時のトーニャにそっくり!体型から何から。

登場人物みんなそっくり。

そっくりかどうかは最後にわかる。

当時アメリカで彼女は大バッシング。

そのバッシングにもめげず、スケートから離れたと思ったら今度はプロレスでレスラーデビュー。

また殴られて血だらけになりながらも「昔から暴力には慣れてる・・」だって。

なんとしても生き抜いていこうとする、クソ根性ぶりのたくましさに力をもらえる映画だった。