セミ

左はセミの抜け殻。ギックリ腰になったみたいにみえる

今回は映画の話でも、本の話でもありません。

セミ。

朝からミンミンミンミン大合唱。来たよ夏が。

7年も土にいてやっと地上に出てこれたセミたちよ。私から半径2メートル以外のところで存分に楽しんでおくれ。

この時期はたまに地面でトボトボ歩いてるセミにビクついて下で動くものに過剰に反応してしまう。

街でカッコつけて歩いていたのに、地面にひら〜〜と葉っぱが揺れただけで、ビクっとしてシェーーーのポーズになってしまって一人で恥ずかしい。

後ろにいた男性は私の振る舞いを見てすごくびっくりしたと思う。きっと危ない人だと思ったと思う。

自転車に乗っていて、おでこにセミがパーーンと当たって胸のあたりでブローチのようにくっついていた時は、お互い何が起こったのかしばらくわからなかったと思う。

「わー」にてんてん付けたような黄色い声出しながら思いっきり振り払って、払った力が強すぎて地面に転がって動かなかったセミ。

ただでさえ人生じゃなくセミ生短いのに。

お願いだから私に近づかないでおくれ。

子どものころは神社の木に登ってせみを手掴みして家に持ち帰る・・・今は。

大人になるってこうも変わるのか。

なんでも将来、食料不足でセミ食があるかもしれないと。

すでに中国やアメリカの一部で食してるとか。

オーマイガー