MIAMI VICE

ドラマから映画に

2006年公開の映画。

もともとアメリカのドラマで、日本でも1986年から2年間、テレビ東京で放送してたらしい。

ぜんぜん知らなかった・・

古本屋で見つけたこの映画のパンフレットがかっこよくて購入。

そこから映画(DVD)を観るという・・こういう流れで映画見たのは初めてです。

ありがちな物語だけど・・

ストーリーは、南米麻薬組織におとり捜査で潜入する刑事二人が主役。(コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス)

激しい銃撃戦、撃たれた人間のグロい表現・・

アメリカ映画にありがちな話だったけど、始まりから引き込まれた・・。

始まりのどんよりとした音楽と物語の流れで、きっとFBIの中に裏組織とつなっがている者が絶対にいるに違いない・・

それは予想もしない人物・・とあれやこれや想像して目を細め、斜めに画面を睨みながら終始観ていたけど・・・

・・・・うん、予想と大いに外れるとこがまた面白い・・考えすぎた!

捜査官が実際に体験した潜入捜査をもとに訓練

悪人のように歩いて話す。自分が警官でないと納得させなければならない。彼らは当然、最初にそれを疑うからだ。

パンフレットより

実際に捜査官から訓練を受け、そしてコリン・ファレルのスキルもテストするために罠も仕掛けたとか。

本物の麻薬取引だと信じ込ませた現場へ・・

そしてコリンは、

目の前に起こる混乱を目にして後ずさりしながら逃げ出した・・

パンフレットより

そりゃ、そうなるでしょう・・

役の勉強のために専門の本を読んだり、本職の人から話を聞いたりして想像力を働かせるんじゃなくて、

役者を騙して、その場の恐怖と緊張感を体験(ドッキリだけど)させるっていう・・・凄いことする!

だからあんなに緊張感があって、心臓がバクバクするような駆け引きのシーンが出来上がったのか、と納得しました。

麻薬組織との取引シーンが面白いです。

裏はとったか・・

この映画でよく聞くセリフ、「裏はとったか・・」。

この言葉が耳に残る。

このブログによく載せる外部の情報はwikipediaが多い・・。

wikiの情報に、

刑事:裏はとったか・・

私:ぜんぜんとってません・・・ごめんなさい!!!

————— bang! —————–

かちかち山

やっぱり残酷な話

(前のブログ「むかし話」の続きです)

タヌキはお婆さんを撲殺。

おばあさんの肉を鍋に入れて煮込み、婆汁を作る。そしてタヌキはおばあさんに化けて、畑から帰ってきたおじいさんにタヌキ汁と称して婆汁を食べさせ、それを見届けると嘲り笑って山に帰る・・。

もうタヌキ、極悪人・・

そしておじいさんは仲良しのうさぎに相談。仇を依頼する。

(必殺仕事人っぽい・・)

うさぎは金儲けを口実にタヌキを芝刈りに誘う。その帰り道、うさぎは後ろを歩き、タヌキの背負っている柴に火を付ける。

そして火傷をしたタヌキに良薬だと言ってトウガラシ入りの味噌を渡す。タヌキはさらなる痛みに苦しむ。

仇とはいえ、タヌキ同様に残酷・・

タヌキの最期

今度うさぎはタヌキの食い意地を利用して漁に誘う。

(ウサギからあんな目に合わされて、ついてくタヌキもどうかしてる・・)

泥の船に乗せられて、だんだんタヌキは沈んでゆく・・。うさぎに助けを求めるが逆に艪で沈められ海に溺れて死んでいった。

うさぎが藤田まことに見えてきた・・

新潟県のかちかち山

地方によって話が少し変わっているのも面白い。

例えば新潟県、

タヌキを殺したウサギが人間の家に上がり込み、死んだタヌキを料理して食べてしまうが、その家の人間に見つかり殺されるという・・

なんだかどっちが悪いんだかわからなくなる・・

時代にあった話へ

今はだいぶ内容が改編されてるらしい。

改心したタヌキとみんなで(おじいさん、おばあさん、ウサギ)集まって打ち上げパーティーで終わるらしい・・。

ぜんぜん違う!!

(個人的にはシュールな話の方が好きだけど・・)

しかし、子どもにお話しするには「おばあさんを撲殺・・」はちょっと・・ですね・・

よかった・・・


Aladdin

実写 日本語吹替版で鑑賞

家族の要望で鑑賞。

あまり気乗りしないディズニー映画・・せめて字幕で観たかった。

ずっと疑問だったアラジンと魔法のランプのランプ・・あれランプなのかなーって思ってて・・中東版の急須じゃないの?って・・・

調べてみたら、油を入れて口の部分から火が出る、やはりランプらしいです。

アラジンと魔法の急須ではありません!(そう思ってるのは私だけ・・)

声優も素晴らしい

しかし悔しいけど、ディズニーやっぱり曲がいい。(なぜ悔しいんだろう・・笑)

吹替版だからジャスミンは木下晴香、アラジンは中村倫也・・二人とも素晴らしい歌唱力・・

そして悪役ジャファーは北村一輝。・・ピッタリ!

ジーニー実写はなんとウィル・スミス。

声はベテラン、山寺宏一。

やっぱり外さない面白さ!

パンフレットに、

この映画でジーニーのオファーがなかったら声優やめます!って関係者に脅すように言い回ったらしい・・そのくらいやりたかったようです。

ものすごいスタッフの数

そして衣装、小道具、大道具・・それぞれの最高のスタッフがコンセプトへ近づけるための細部へのこだわりエピソードが面白い。

なんどもモロッコへ足を運び、写真を撮り、一つ一つ小道具調達。そして手作りがほとんど。

特に悪役ジャファーの魔法の杖は、監督との打ち合わせで、何度も細かい修正と作り直しを繰り返したらしい・・・

そして最後のエンドロールは、見たことないくらいのスタッフの多さ!

特にデジタルクリエイターの数の多さに驚きです。

約130分の映画の中に、信じられない人数の知恵と苦労とセンスが凝縮されているんだなぁなんて改めて思いました。

すっかり夢の中

最初は気乗りしなかったこの映画。

しかし今は「A Whole New World」が頭の中でグルグル・・

掃除機かけながら大声で、アホールニューワーーー・・って歌ってます。

(びっくりして金魚が飛び上がっている・・)

ジーニーに3つ夢を叶えてもらえるんだったら何しようかなって、天ぷら揚げながら宙を見上げ、真剣に考えてしまいました・・・

天ぷら真っ黒・・・

又吉直樹と太宰治

又吉の太宰愛

又吉の太宰愛は有名です。

又吉のエッセー「夜を乗り越える」の文中、太宰の自殺について、

「斜陽」「人間失格」というとんでもない傑作を書き上げ、もう書くことがなくなってしまったんじゃないか、という意見もあります。・・・(略)・・・「斜陽」と「人間失格」を書いたがために小説が書けなくなりましたという小説が書けると思うんです。

死にたくなるほど苦しい夜には、これは楽しいことがある時までのフリなのだと信じるようにしている。喉が渇いている時の方が、水が美味しい。忙しい時の方が休日が楽しい。得体の知れない化け物に殺されてたまるかと思う。

その夜を乗り越えないと駄目なんです・・

その思い全てがタイトルになっています。

又吉直樹(ピース・芥川賞受賞作家)の本はだいたい読んでると思う。

エッセイから小説まで。

(ちなみに私はぜんぜん読書家ではありません)

テレビでもよく太宰のことを話しているけど、本の中でもよく太宰が登場します。 太宰たらればが多い。

そんな又吉の影響で、太宰治の本が気になってチラチラ読んだりしてます・・

(教科書にも載っていたと思うけどすっかり忘れました)

走れメロス

中でも「走れメロス」は何回読んでも笑ってしまうんだけど私だけでしょうか・・

太宰は暗いイメージなんだけど、意外にもユーモアたっぷりで面白い。

(人間失格も個人的には端々に笑えるところがあった・・)

「走れメロス」は信頼することの尊さを悟す物語なんだけど、私は主人公の自己チューぶりに笑ってしまいます。

メロスのあらすじは省略しますが、

同意も得ないで勝手に友人を暴君の王に人質として差し出す。

(その時の友人のリアクションを想像してしまう・・)

期日までに戻らないと友人が殺されるのにうっかり寝過ごしたり、時に裏切って逃げてやろうと思ったり・・

そして、最後のラストスパートでやっと戻ってきた時はなぜか真っ裸で到着。

近くにいた少女の指摘で自分の姿に気がつく・・

「勇者はひどく赤面した」・・・の言葉で終わり。

私は、急に人質として差し出されても文句も言わず、ひたすらメロスを信じて人質になってあげてる友人セリヌンティウスのお人好しぶりに感動します。

歩いたメロス

wikiには

太宰が小説の中で書いた距離と時間をもとにメロスの平均移動速度を計算すると、メロスは行きも帰りも歩く速度でしか移動しておらず、最後の必死のラストスパートでさえ時速5.3キロにすぎない。

そうすると、人質になっている友達セリヌンティウスは、向こうから真っ裸でノロノロ歩いてやってくるメロスを見て何を思うんだろう・・。

話が変わってきそうです・・

又吉の本のおかげで太宰の面白さも少しづつわかってきて楽しいです。

だんだん賢くなってる気がします!

タピオカnext

なんの行列かと思ったら

またタピオカ屋・・

うちの近所にも専門店ができた。

前からあったものなのに、今また流行っているのがとっても不思議。

試しに飲んだけど昔と変わらず普通にタピオカ・・

専門店の中でも一層行列の多い都心の店だと味が違うのかと思って並んだけどやっぱりフツーのタピオカ・・これがそんなに??

大好きな方はごめんなさい・・

マスコミ、有名人、SNSの効果

本当に大きいんだなと改めて思う。

それと味は普通に美味しいだけなんだけど、何より見た目が大事ってこと。

「映え」しないと流行らない。

ロールアイスもそう。ただアイスをくるくる巻いただけで・・。

ちょっと前に流行ったポップコーン

流行りものはすぐ消える運命。

ちょっと前に流行ったポップコーン・・ものすごい行列だったギャレット原宿店は今はすぐ買える・・。笑

ポップコーン好きの人は、今いいかも。

でも若い子は流行ってるものに興味があるから、ポップコーンにはもう興味ないのか・・哀しい・・

台湾発チーズティー!

先日テレビで放送してたんだけど、次来そうなのがチーズティーだって・・。

鉄観音茶の上部にチーズクリーム!(・・・・)

チーズドックみたいな韓国発ホットク、そしてチーズダッカルビ、原宿のチーズキーマカレー・・なんでもチーズ乗っけたら喜ぶと思って!・・と思ったけど飲んでないからなんとも言えない・・。

確かにチーズは好きだけど。

どうなの?チーズティーって・・・

芸人の罰ゲームレベルに思えてしょうがないんだけど・・。

でも飲んだら感想がコロッと変わったりして・・ありえる。

なんだかんだ言って、近いうちに飲んでみようと思ってます。

怖いもの見たさで・・

その「えっ!」って思うのがポイントなんだと思います・・きっと。

チーズとお茶を!!っていう・・・

もうなんでもアリな感じ・・

「チーズコーラ」・・これからの季節に「チーズかき氷」、ラーメン激戦区に「チーズラーメン」、神田あたりにざるそばチーズ・・

チーズティーきちゃったら、何来ても驚かないかも。

チーズ好きなんだけど・・・

書いてるだけでちょっと胃がムカムカしてきたのでこのへんで。笑

歌舞伎

18代目 中村勘三郎 「お祭り」

はじめての歌舞伎鑑賞

20歳頃、初めて歌舞伎を知人のお誘いで観たんだけど、セリフの意味はわからないし、演目のあらすじもよくわからない。

ここにいる大勢の観客はみんな理解してるんだろうか、と不思議でした。

しかも役者の顔を見たとき、とても失礼でほんとに不謹慎なんだけど、吹き出しそうになってしまい隣に座っている知人にバレないように必死で笑いをこらえていた・・

なぜかというと歌舞伎のメイクでコントをしていた加藤茶を思い出してしまったから。

子どもの頃から加藤茶の歌舞伎しか知らないから、本物の歌舞伎を見たらみんな加藤茶に見えてしまって・・(本当は逆なんだけど・・)

あと志村けんのバカ殿・・

人間国宝の中村吉右衛門、尾上菊五郎もみんな志村けんに見えた・・

(歌舞伎ファンの方、ごめんなさい・・)

劇場の雰囲気は素晴らしい

ただ演目の意味はわからなかったけど歌舞伎座の雰囲気は素晴らしかった。

きらびやかな役者の衣装、豪華なセット、劇場の和の雰囲気から、時折客席からいい間合いでかかる屋号の掛け声「音羽屋!」「成駒屋!」とか。

(「大向こう」さんと言うらしい)

全ての雰囲気が素敵でした。

また観てみたいと思った・・

歌舞伎のチケットは高いイメージだけど

今度は自分でチケットを取って4階席で観る。(幕見は当日券のみ)

ちょっと舞台から遠いけど安いし、回数見たかったから。

幕見(好きな演目のみ)だと1000円代~2000円代で観れます。

役者を楽しむ

最初は演目の意味、セリフはよくわからなかったけど(パンフで少し予習したりもした)何回か観て気づいたのは、同じ演目でも役者が違うとまた違った味わいが出て、そこがとても面白いということ。

舞踊でも同じ。

歌舞伎は演目を楽しむというより役者を楽しむんだと思った・・。

4年前に59才の若さで亡くなった10代目坂東三津五郎の踊りは、私の中ではイチ推しでした。(近藤サトの元夫)

日本舞踊のことは全く知らない私でも、いろんな役者で数回観てるうちに違いがわかって面白い・・

7年前57才で亡くなった18代目中村勘三郎も、人間味のある魅力で好きでした。

ドラマやバラエティーで歌舞伎役者がよく出てるけど、本職の歌舞伎を見るとまた違った魅力を感じると思います。

最近はぜんぜん観てなくて、このブログを書いてたら、歌舞伎座も新しくなってから行ってないし、また劇場行って観てみたいなーと思いました。

京都の南座、四国のこんぴら歌舞伎の劇場も素敵です。

劇場の雰囲気を味わうだけでもいいですよ!

白い巨塔

田宮二郎の財前五郎

5回目のドラマ化

テレビのドラマはほとんど見ない。

NHKの朝ドラも見たことがない。

だけど山崎豊子作品のドラマだけは録画して見る。

中でもこの作品は一番夢中になって見たドラマです。

田宮二郎が最初の主演の俳優かと思ったら、1966年に佐藤慶主演が初めてのドラマ化らしい。

先日まで放送していた岡田准一主演のは、今までで5回目のドラマ化という事みたい。

初めて見たのは2003年の唐沢寿明主演

ドラマにハマりすぎて会社の人たちから白い目で見られようが、木曜日だけは残業しないでさっさと帰っていた。(毎週木曜、リアルタイムで見たかった)

唐沢の印象が強かったせいか、今回の岡田准一は・・んー

松山ケンイチも・・んーーーー

愛人役の沢尻エリカはアレレ??

最初に見たものの印象が強いと、後のものに対してどうしても違和感があって、自分も柔軟な見方ができないな、なんて思います。

1976年の田宮二郎主演のを見ていた人は・・

1976年の田宮二郎主演のを見ていた人は、やはり唐沢寿明の時は違和感を感じたそう・・。

「白い巨塔」といえば田宮二郎でしょ・・って思ったらしい。

そういうもんなんだな・・・

そして今回初めて見た人は「白い巨塔」と言えば、岡田准一のイメージなんだと思う・・。

そして15年、20年後、もしドラマでまた「白い巨塔」を放送することになって、例えば財前五郎役を鈴木福くんがやったらやっぱり違和感を感じるんだろうか・・

(勝手に鈴木福をもってきちゃって・・でも鈴木福くんの財前、見てみたい)

山崎豊子のものすごい取材量のそのエネルギーは何から来るんだろう、って思ってしまいます・・

以下毎度おなじみ便利なwikiから

小説的生命を全うしようとすれば、既に完結した小説の続編は書くべきではなく、作家としての社会的責任を考えれば、小説の成果の危険をおかしてでも書くべきであると考えた。この選択の難しさは、作家になってはじめて経験した苦悩であったが、最後は小説的生命より、社会的責任を先行させ、続編に取り組んだ

(本当は、医療裁判の第一審の判決、大学病院側の勝訴で終わっているはずだった。続編は原告側の控訴から。)

山崎は「長編に6~7年かかるが、失敗したら6~7年がパー(ゼロ)や。」と大阪弁で言ったが、長編に取り掛かると短編も書かない。対談も講演もしない。前作を超えるものを自分に課していた。そのために取材し、イマジネーションと(取材した)事実を往復する事で、イマジネーションを超える事実に行き着いた。

1作品に6~7年か・・・

ものすごいエネルギー!

唐沢寿明の財前五郎

むかし話

花咲じいさん

小学校の先生が、

今の子どもたちは、むかし話を知らない子が多いのでむかし話を読んであげてほしい・・とリクエストがあった。(そういう活動をしている・・)

図書館で選んで改めていろんなお話を見てみると、むかし話ってけっこう残酷な表現が多いのに気づく。

さるかに合戦

仕返しやりすぎ。しかもみんなで寄ってたかって・・。カニもかわいそうだけど、猿もかわいそう・・

因幡の白うさぎ

ウサギの皮を剥いで、その後も海の水で体を洗ってこいと言われて言う通りにしてもっと体が傷つき・・(悲惨すぎ)

舌切り雀

おばあさんの作った糊を食べたくらいで舌をハサミで切られる・・

かちかち山

タヌキがおばあさんを撲殺。

おばあさんを殺した仕返しにウサギがタヌキの背中に火を付ける。そして泥の船に乗せてタヌキをじわじわ殺す。

タヌキも悪いけど、ウサギも相当残酷・・

これでも子ども向けに話が改編されているらしい・・

もとのあらすじは、タヌキがおばあさんを殺して、おばあさんに変装し、おばあさん汁を作り、帰ってきたおじいさんに食べさす・・という話らしい・・。

怖すぎる!

グリム童話も残酷

ヘンゼルとグレーテル

グレーテルは老婆を熟したかまどの中へ力いっぱい突き飛ばして閉じ込める・・

グレーテルの瞬時の機転に恐ろしさを感じる。

がちょう番の娘

「どんな罰がいいか・・」

「そういうものは釘を打った樽に押し込み、二頭の白馬にひかせて町中を引きずり回すのがよいでしょう・・」

表現がエグすぎ。

ひょろひょろ足のガタガタこぞう

ラスト・・こびとが自分を真っ二つに引き裂く。

衝撃です・・。

むかし話はいろんな説があって面白い

例えば「したきりすずめ」。

あのスズメは実は若い女性だったんじゃないか説。

おじいさんの愛人なのでは、だって。

仕返しにいくおばあさんと、若い女性との戦い・・(なるほど・・笑)

子どもたちにはそんな説はもちろんしないけど(あたりまえ)、まずは「かちかち山」以外から読んで行きたいな、と思っています・・。

「かちかち山」の原作を今度読んでみようと思います。

(興味が出てきた・・)

最近「おしゃれ」と関係ない話が多いので、絵は「花咲爺さん」、「桃太郎」をおしゃれ?に描いてみました・・ちょっと違うかな???

まっ、いっか・・

桃太郎

渚ゆう子

「京都の恋」

YouTubeを聴きながら絵を描くことが多いんだけど、

最近は昔の曲ばかり聴いてて懐かしさを楽しんでます。

懐かしいオリジナルラブなんか聞いちゃって、今でも古さを全く感じなくて、あの頃の出来事をいろいろ思い出してニヤニヤしながら絵を描いてます・・

そしたら渚ゆう子って方が入ってきて、いかにもザ・昭和な風貌と色っぽさで手を止めて画像をじっとみてしまった・・

流れてきた曲は「京都の恋」(1970年)

なんと作曲はベンチャーズ。

ノスタルジー

最近、昔の曲、昔の映画にはまってるからどういった心理状態なんだろうな、と「懐かしさ 心理」でググってみたら結構大学の論文とかで発表されていてびっくり。

大半はポジティブ効果が大きいと・・。

昔を思い出して懐かしんでることによって今の自分の存在価値を高めるらしい・・笑

そういえば新しいことに興味を示すってこともだんだん少なくなったように思う。興味はあるんだけど、それ以上に警戒してるのかな・・

一年前にやっとガラケーからスマホに変えてるし(笑)

フェイスブックもインスタも最近始めたばかり。

しかもそれら絵をやってなかったら絶対やってない。

クリエイティブディレクター 水野 学の著書より

くまモン製作者でもある水野学の著書から。

新しいものを疑う気持ち、どんな感じかを事前に確かめてから行動したいという気持ちは、原始時代、危険と隣り合わせに生きてきた人間の本能に根ざしていると思います。確かめたい本能がなければ「食べログ」や「トリップアドバイザー」といった口コミサイトがこれほど人気を集めるわけもありません。

「センスは知識から」水野 学より

きっと自分の先祖?前世?はものすごい危険な目にあっていたんだと思います・・

新しいものに接した時、過去のものや過去の知識に照らし合わせて考えるのが自然。みんなが「へぇー」と思うものは、ある程度知っているものの延長線上にありながら、画期的に異なっているもの。「ありそうでなかったもの」。ものを作る人間は、新しさを追い求めながら、過去へのリスペクトも忘れないことが大切。

「センスは知識から」水野 学

若干、自分のあり方を肯定するためにこの部分だけ抜粋した感が強いですが、この文章の前後に具体的なことが書いてあって、なかなかわかりやすくて面白いです。

ファッションも当てはまると思います。実際30年周期くらいで流行りが巡ってる。

全く見たこともないファッションって無いかも。どこか見覚えのあるものが出てきます・・

渚ゆう子とあいみょん

渚ゆう子は現在73歳で現役。

今はボランティアで老人ホームへ慰問に行ったり、ディナーショウ、無料カラオケ教室をしているみたいです。(wiki情報)

素晴らしい!

一方、今の人、あいみょん。

今の人に詳しくないけど、この人の歌はたまたまテレビで見て好きになりました。

強烈で扇動的な歌詞を書くこの人の感性がすごいな、、って思います。

70年代、80年代あたりの曲、映画・・そして今。

「ありそうでなかったもの」・・

なんか、何が言いたいのかわからなくなってきて、まとまらなくなった・・

結局、見たいものを見て、いいものはいい・・シンプルに考えたいと思います。すいません!笑

コーラスライン

一番好きなミュージカル

令和になって、最初のブログのテーマをどうしようかと悩んでいて、私の一番好きなミュージカルにしようと思いました。

1985年のミュージカル映画です。

このミュージカル自体は1975年からブロードウェイでずっと上演されていて、日本でも劇団四季で何回か上演しています。

私もだいぶ昔、四季のコーラスラインを2回くらい見たことがあるんだけど、映画のイメージがどうしても強くて・・

その時の四季の舞台は、曲のテンポが遅く、物足りなさを感じた記憶があります。

ストーリー

コーラスラインって、舞台上でメインキャストと役のないコーラスを線引きして、これ以上前に出ないように引かれるラインのこと。

その個性を出してはならないコーラスのオーディションの話。

演出家役のマイケル・ダグラスに自分の生い立ちとか、初めて?の経験談とか・・それぞれがダンスと歌で表現するんだけど、それがとっても面白い。

選ばれる人、選ばれなかった人という厳しい現実があるんだけど、何がいいかって、最後の「ONE」という曲のラストシーンはオーディションに落ちた人たちもみんな出てきて舞台上で踊るという・・

それがラスト。

ダンスも歌も迫力でハッピーエンド。

そんな世界だったらいいよねーって思ってしまいます。

ジョン・トラボルタがやるはずだった・・

ちなみにWikiに演出家役のマイケル・ダグラスをジョン・トラボルタでやるはずだったって書いてあってびっくり。

以下Wikiの通り。

当初はザックの役にジョン・トラボルタが考えられていた。しかし当時トラボルタが大スターだった為に脚本が大きく変わりオリジナティが無くなってしまった為に断念した

コーラスライン(映画)Wikipediaより

ちょっと笑ってしまった・・

マイケル・ダグラスでよかった・・

でもジョン・トラボルタもちょっと見てみたかったかも・・です。