素晴らしき日曜日

白黒映画だけど色をつけてみた

なんと73年前、1947年(昭和22年)公開映画。

とてもあったかくなる映画で、かなりおすすめ。

白黒映画でシンプルな物語だけど今の映画にもない(と思う)、斬新な演出に度肝を抜かれました。

時間も108分と長すぎないとこも好みです。

監督 黒澤 明

出演 (雄造)沼崎 勲

   (昌子)中北千枝子

敗戦直後の東京を舞台に貧しいながらも希望をもって生きるカップルの、ある日曜日のデートを描いた作品。

戦後の日本の様子も描かれていて、親兄弟のいない住むところもないひとりぼっちの子どもが、食べ物を探しておにぎりを欲しがるあたりは涙が出た。

彼女役(昌子)が明るい

底に穴の開いた靴を履いている昌子、

「靴の穴は水が入った時に出ていくように開けてあるんだわ」

と明るい。

それに比べて彼氏の雄造は現実に悲観している。

二人で所持金35円(今でいうと3500円くらい)でデート開始。

饅頭買わせられたり、戦友だった友人に会いに行くけど物乞いと勘違いされたり、ダフ屋とケンカしたり散々な出来事ばかりで、とうとう雄造が「ふがいないよ・・」と愚痴をこぼす。

しかし昌子は雄造を励ましながらも健気についていく姿はほんとにかわいい。

こんなに明るくて素直な女性になれたらなぁ・・と自分にはない部分を持っている昌子が羨ましく思った。

しかも見た目が美人過ぎないとこがより親近感を感じます。

ラストが斬新

雄造「野良犬だよ俺は・・こんな惨めな自分が・・」

昌子「誰だって惨めだわこんな時代。あなたはいつも現代なのね、未来のことはちっとも考えない」

そしてラスト、誰もいない野外音楽堂で雄造がオーケストラの指揮のマネをする。

すると昌子が、

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!」と!

(んー、言いたい! ここは映画で。 ちなみにYOU TUBEで400円で観れます)

この演出には鳥肌が立ちました。

演劇では、客と一体になる演出を何度か見たことがあったけど、映画では初めて観ました。(ネタバレしたか??)

当時日本の映画館では恥ずかしがってあまり求めるような??現象は起こらなかったらしいですが、フランスで上映された時はだいぶ盛り上がったらしいです。

やっぱり国民性が出ますね。

今の日本だったら違うと思うんだけど。

これは映画館で観たい。○○したい!

思い出す言葉

この映画の昌子のあり方を見て、もと東京キッドブラザーズ演出家の東由多加の言葉を思い出す。

今に満足して生きてます、と言った女性に対し、

「それはウソでしょ。人は今よりもきっと良いことがあると信じているから生きていけるんじゃないですか」

そんな東氏の言葉をふと思い出した。

「夢や希望を持つ」

あまのじゃくな性格の自分にはこういった言葉を言うのが恥ずかしいとゆうか、ちょっと毛嫌いしてしまうとこがあるんだけど(特に○○だ○つ○的なね・・・好きな方すいません・・)

でもなりたい自分を頭においてるだけでやるべき事がわかってくる。するとだんだんそれに近づいてくる。

だから大事だね。

ショーシャンクの空に

今回は絵なしです

今の情勢、誰も経験したことのない終わりの見えない恐怖・・当たり前な日常がいかに幸せか、こういう事にならないと気がつかないもんです。

いつも通り淡々とブログを更新していくことしかないわけで・・

という事で、今のこの情勢にちょっとおすすめの映画を紹介します。

希望を捨てない

原作 スティーブン・キング

監督 フランク・ダラボン

ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン

(ちなみにYOUTUBEだと400円でレンタル視聴可能)

94年に公開された映画で観てる人も多いと思うけど、改めてもう一回観てみるのもまた新鮮味があっていいと思います。

この映画はどんな状況であっても希望を捨てない主人公が描かれていて、ヘタレな自分にはバイブルのような映画です。

ちょっとあらすじ

主人公アンディ(ティム・ロビンス)は冤罪なのに終身刑の判決が言い渡され服役する事になるのですが、元銀行副頭取ということもあって刑務官たちの税申告手続きを依頼されたりで刑務所の中でも一目置かれる存在になるのです。

この辺りはやっぱり知識教養を持つって大事だな、なんて強く思います。

知識教養の大切さ

今学校が長期休みとなってすっかり生活リズムを崩し、親から見るとどうでもいい内容のラインばかりに夢中になってるうちの子どもに、なんとか授業の復習も含めウェブ学習を進めている最中なんだけど本人あまり響いてないんだな。(ま、同じ頃の自分もそうだったけど・・大人になって大切さがわかるもので・・)

それよりもこの映画を一緒に観た方が、いかに知識教養が大切かってことがわかってもらえるかもしれないと思った。

(ちなみに我が家で一番大事にしていることは挨拶です。)

そして主人公が刑務所の図書係となり、受刑者に知識と教養を持ってもらうためにも本の種類を増やしたいと願い、何度も州の議会宛に手紙を書き続け、そしてとうとう根負けした議会からやっと予算と古書を増やしてもらえることが出来たのです。

そのあたりの”あきらめない”姿勢が素晴らしいのです。

そう、主人公アンディはあきらめない。

名言

その刑務所の中でも他の受刑者に言うセリフがまたいいのです。

「音楽は人の心を豊かにします・・豊かさを失ってはいけない」

「選択は2つ、必死に生きるか、必死に死ぬかだ」

そして最後は自分のやりたい事をなんとしてでも成し遂げる鉄のような強い気持ち。

主人公アンディの決して希望を失わないという姿勢、この作品はいつもお守りのように心に置いてあるのです。

とてもおすすめの映画です。

志村けん

ショックすぎて。

芸能人が亡くなってもいつも他人事なのに、この方の場合は身内が亡くなったように感じるくらいのショックです。

3月29日(日)に亡くなったそう。

季節外れの大雪でした。

人の死は、なんてあっけなく終わってしまうんだろうとまたまた感じました。

親の死、恩師の死、友人の死、いろんな死をみてきましたがその度に同じ事を思う。

ろうそくの火をふっと消すようにあっけなく終わってしまうもんなのかもしれない。

自分も折り返しを過ぎ、ビビリながらモタモタ生きていく時間もそんなにないので、何をして何を残していけるか・・

楽しそう→即やる(この間の感情はいらない)

そんなふうにね。

そして突然死んだらあのゴチャゴチャした部屋を残された家族が整理するのかと思ったら今から断捨離しておこうとか、IDとパスワード渡しておこうとか・・・

志村けんの死から「生」っていうものをより掘り下げて考え、夕食のカレーをいつまでもかきまぜながらそんな事を思っていました。

だけど志村けんはずっと生きてる人だと思い込んでいました。

せめてもの追悼

「ドリフの大爆笑」が子どもの頃から大好きでした。

そして柄本明と一緒の芸者コントも大好きでした。

なのでその絵を描きました。

コントでは両隣に若い芸者さんが一緒にいます。

若い芸者さんが持ってるスマホの着信音を聞いて、

志村「なになに?空襲??」

若い芸者「スマホの着信音です・・」

柄本「電話の音はリンリンリンなの!わかった?」

このやりとりが大好きでした。

ベニスに死す

ルキーノ・ビスコンティ監督

1971年公開映画。イタリア、フランス合作映画。

ダーク・ポガード主演

ビョルン・アンドレセン(美少年 タージオ役)

ミッドサマーからのこの50年前の作品。

この作品の美少年役ビョルン・アンドレセンがミッドサマー では老人役でとんでもない目にあってました。

この映画の美少年タージオが・・あんな目に・・

どうしてもあのシーンが背景にダブってしまいます。

ミッドサマーのビョルン・アンドレセン

ちなみにビョルン・アンドレセンは1955年生まれ現在65才。意外と若い。もっと高齢だと思っていました。

Wikipediaにはスウェーデンの俳優と書かれてあったけど、現在ストックホルムで音楽教師として暮らしているって書いてありました。

あらすじ

この作品、中年の作曲家が貴族の血を引く美少年タージオに惹かれていく物語。

何かが起こるわけでもなく、ただ中年男性の見つめる先には、美しいベニスの風景の中にいる少年の姿。

その美少年タージオをずっと追ってる。

今で言ったらストーカーと言われるんだろうか・・

ビョルン・アンドレセン(タージオ)

今の日本と

ある日、町中が消毒液の匂いが漂いおかしいと感じ始めた中年男性、誰も真実を語ろうとしない中、疫病が流行っている事を聞きつける。

町が観光で潤っているから疫病の事を観光客には知らせないようにしていると。

今の日本でも、疫病(コロナ)が流行ってるという点、国が人命よりもオリンピックを開催できるように?するためのあらゆる腑に落ちない対応はこの作品に出てくるシーンと同じで観ていてちょっとびっくりでした。あまりにもタイムリーな内容で。

そして今まさにイタリアも。

ラストは

中年男性が若作りをするために白髪を染め、白い粉を顔に塗り、口紅を塗る。

そして美少年タージオを見つめながら逝ってしまう。

染料が顔に垂れながら死んでゆく様はとても哀れで切ない。

自分もだった・・

なんて哀れな中年おじさん・・と思っていたら、おっと、自分もこの中年男性と同じだった!

振り返れば自分もキンプリの海人君をテレビで追いながらネット通販で少しでも若く見え、そして体型カバーできるファッションを探し、髪を明るく染め、UV美白ファンデを顔に塗り、真っ赤な口紅を塗る・・

自分も他人から見たらきっとイタイおばさんなんだろう。

切なくて哀れだけど・・

ビスコンティの描くこの映画のラストは切なくてとても哀れ。

だけどそれが人間らしい。

でもあの中年男性としては終始ウキウキだったはず。

美少年を遠くから眺め、若作りの装いでキュンキュンしながらあの世に行ったんです。

幸せだと思うんだけど・・

(この映画の絵を描いて確信したこと。重さのある絵はやっぱり描けないということ。なので軽さで勝負します・・)

ミッドサマー

アリ・アスター監督作品

アメリカ人女子大生ダニーの家族に不幸があり常に向精神薬と睡眠薬が手放せない。恋人のクリスチャンも同情から突き放す事ができず男友達と行く夏のスウェーデンの旅へ誘ってしまう。クリスチャンの友人でスウェーデン出身のペレが故郷の夏至祭への招待をしていた。そこで起こる物語。

映画に写るスウェーデンの景色はとても美しい。

それも束の間、美しいと思う余裕がだんだんなくなってくる。

不穏な空気を思わせるようななんとも言えない空気感と不快な音。

ある程度評判は知っていたから驚かないけど「くる!くるぞー」って思ってハンカチを顔の前に覆ったり、離したり。

うっかり油断して離したところで急に!!っていうのも何度か。笑

持っていた自分のハンカチの柔軟剤の匂いがあんなに気持ち悪いと感じたのは初めて。

恐怖の感じさせ方がそこ?!って思ったけど、最後まで見るとそうじゃないことに気づく。

フローレンス・ビュー

主演のアメリカ人女子大生役ダニー(フローレンス・ビュー)の不幸な出来事、そこから来る恋人クリスチャン(ジャック・レイナー)への依存。

その状況からの夏至祭の参加、そしてラストが・・・なるほど〜と。

ハッピーエンド?!

映画の中で彼女(ダニー)のあり方、変化も見どころです。

そういえば3月下旬から公開される「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」にフローレンス・ビューも出演。これもすごく楽しみです。

今村昌平作品に影響受ける

パンフレットに書いてある事がなかなか面白い。

この話はアリ・アスター監督自身の失恋経験がもとになっているらしい。

そしてこの映画のちょっとグロい部分、起こる様々な出来事は12世紀頃のヨーロッパの民間伝承などを参考にしたということ。

全くオリジナルな演出ではないらしい。

そして映画評論家、町田智浩氏によると、

なんとアリアスター監督は日本の今村昌平監督「神々の深き欲望」を参考にしたらしい。

土俗的な神話と因習と刑罰に支配された南の孤島に東京から測量技師が訪れる物語・・。

なるほど!

カップルと女子高生

映画館で、前に座っていたカップルの女性が途中で退席した。

気持ちわかる・・

しかし男性の方はというと一緒に退席もせず、気にかける様子もなく一人ポップコーンをムシャムシャ。

ムシャムシャ食べられるその神経!敬服します。

女性は戻ってこなかった・・

そして後ろの女子高生!あるシーンの時にブッ!とひとりが吹き出し、その笑いが連鎖してみんなでキャッキャッキャッ・・・

女子高生には刺激が強くてだまって観てられなかったんだろうと推測。

なぜか私まで伝染して背中を震わしてしまった。

おかげでアノ?シーンがコメディに見えてしまった・・

まぁ、変な緊張が取れてよかったかも。

ありがとうJKたち!

ふと思い出す・・

この映画を観て思い出した事がある。

以前、ある宗教に洗脳されていたタレントの飯星景子が言っていた事。

お風呂に1日1滴づつ赤い液を入れる。最初は何も変わらない。日が経つにつれだんだん赤い色に染まっていき、真っ赤になったお風呂になっていても何の違和感も感じずお風呂に入っている、と。

そんな話をふと思い出した・・。

It ”それ”が見えたら、終わり

スティーヴン・キングのホラー

2017年公開映画。1990年「it」のリメイク版。

監督、アンディ・ムスキエティ。

ピエロの役は、ビル・スカルスガルト。

ホラーなんだけど、登場人物の子どもたちの友情がキーワード・・かな。

いじめられてる子どもたちで作ったチーム、ルーザーズクラブの子どもたちが今回主役。

思春期の頃に経験する恋心、友達関係、それぞれの悩みがあって葛藤するんだけど仲間同士お互いを思いやって結束を固めるところが、ありがちなシーンなんだけどいいなぁって。

面白いのは、いじめられているとは思えない、チームになるとパワーを発揮するところが痛快。

スタンド・バイ・ミーを思い出します。

あっ!あれもスティーヴン・キング原作だ!書きながら急に思い出しました。

なるほど〜・・。 スタンド・バイ・ミーも大好きな作品です。

それほど怖くない

もう子どもの頃との恐怖のツボが違うので、突然ドロドロした顔の化け物がアップで出ても全然怖くない。

大人になった・・

見た目の怖さよりも、そのピエロが出て来る理由と背景がなかなか面白い

大人になった・・

そして何が怖いって、生きてる人間の方がずっと怖いもんねー、を知ってしまったから。

大人になった・・

子どもたちそれぞれの家族関係が深刻で恐ろしい

家族関係が深刻で。

ルーザーズクラブメンバーに一人だけ女の子がいて、父親との関係が・・今でも社会問題となっていて見てて辛いです。

ちょっとこの映画のwikipediaを見たら、

相手が恐怖と感じる物の姿に変化する。物体を動かす・幻覚を見せる・神出鬼没など超常的な能力を持ち、ほとんどの大人には見えない。基本的には多感で夢を持つ子供のみに見え、恐怖を与えるほどに美味になることから様々な幻術で対象を追い詰める。

冷静に解説見ると妖怪辞典みたいで可笑しい・・

映画に出てくるいじめっ子がとにかく酷い・・

やる事がいじめという言葉では治らない。もう殺人未遂の域。

しかし、いじめをする子どももやはり親子関係が問題で。

ある意味その子もかわいそうな子。

父親から友人の前で侮辱されるシーンはなんともいえないかわいそうな場面でした。

ホラー作品なんだけど、親子のあり方を考えさせられるシーンが多いです。

原作のスティーブンキングは子どもの家庭問題も取り上げたかったんだろうな、と。

最近DVDの新作として続編(完結編)が出てるのでまた見てみたいと思います。

何かに恐怖を感じ孤独でいるとあのピエロがやってくるのです・・・

It ”それ”が見えたら、終わり・・

そして若い子ばかりを狙ってエサにするのです・・・

It ”それ”を見たいと思ったら、終わり・・

はい、終わってます。

赤と黒

フランスのTVドラマ

有名なフランス作家、スタンダールの。

主演キム・ロッシ・スチュアート、そしてキャロル・ブーケ・・・

DVDは2枚セットになっていた。

退屈そうだなぁと思っていたけど、これが思った以上に面白いかった。

のめり込んで観てしまった。

小説で挫折してもう何年経っただろうか。

おかげでやっと物語が把握出来ました。笑

マンガやDVD、児童書から入って全体をつかんでから原作読んだ方がいいってオリラジの中田あっちゃんがYOUTUBEで言ってて本当その通り・・ってまだ原作読んでないけど。

流れを知ってた方が確かに入りやすいと思う。

こんな私でも名作と言われているものの一つや二つくらい知ってた方がいいかなぁと思っているわけで。笑

私、お笑いばっかりじゃないわよ、みたいな。

ちなみに、名作というものをいくつかクリアしたいと思っていたもうひとつは、チェーホフの「かもめ」。

小説は秒で睡魔が襲う。

昔、高畑淳子主演で演劇も観たけど、これも難しくて睡魔との戦いに負けました。

ということでもう「かもめ」は諦めました・・

どなたか知ってる方いたら5行以内であらすじ教えてください。

簡単なあらすじ

主人公の聖職者が出世のために上流階級の女性と不倫関係を持ってしまう。

女性との関係はただの出世のツールだけのはずがだんだん本気になってしまって・・という最後は悲劇。

もう一人登場する上流階級の若い娘を主人公の男が征服したいがためにいろんな手を使ってその気にさせ、妊娠までさせて挙げ句の果てには元カノがやっぱり好きでしたとか・・

その若い娘が身重な体で最後まで主人公に尽くす姿が切なくなりました。

恋愛パワー

物語に登場する若い娘を見ていると、恋愛中は魔法にかかっているようなもので誰の助言も耳に入らない。

人を好きになった時のパワーって本当に強いので。

その人のためにダイエットだってできる、料理も勉強する、ショートヘアが好きだと知ったら自慢のロングヘアもばっさり切れる・・・

見る景色が全てがピンク色なのです。

おかげでこの文章書きながら昔の自分のピンク色時代を思い出しました・・笑

今はもうそんなことはないけど、せいぜい動画でキンプリの海人くん、ディーンフジオカを見てキュンキュンするくらいでしょうか・・笑

だからうちの子どもには、好きな人ができたとしても変な男に惑わされないように常日頃言ってることがあります。

お金のことにルーズな人は信用するなと。

今のうちに言っておかないと恋愛中は周りの助言など聞かなくなるから・・・

恋愛パワーは恐ろしいので。

なんか話が変わってきちゃった。

いつも話が途中で変わる・・

締めの言葉も思いつかない・・

ぴえん(言ってみたかったJK語)

ではまた!

最近手作りマスクの方をちらほら見かける。

かわいい布で作ってあって。布だったら手洗いできるからいいかもです。

やってみよ!

チャーリーズ・エンジェル

チャリーズエンジェルの絵は描けなかったー

カッコいい!

面白い!そしてカッコいい!痛快!

最近DVDでフィリピン映画やドイツ映画の重い映画ばかり観た後だったから、こういった頭空っぽになって観れる映画がとても楽しかった。

アメリカの昔からあるドラマで日本でも放送してたのは知ってたけど、映画をちゃんと観たのは初めて。

主役の女優3人がとにかくきれいでカッコいい!

クリステン・スチュワート

ナオミ・スコット(アラジンの)

エラ・バリンスカ

見た目の美しさ、オシャレ、そして強い!

女の武器、美しさとセクシーさで男を油断させて一気に攻め込む。

そこが痛快。笑

ざっくり紹介

クリステン・スチュアート(上の画像左)は1990年生まれ。身長164センチ、ショートヘアがカッコよくて劇中ファッションもカジュアル。豹柄でまとめた上下で登場するシーンがあるんだけどこのスタイルが似合う人ってなかなかいないだろうなぁと思う。

ちなみに今回の映画ですっかりクリステンのファンになり、私のイチ推しエンジェルです。

ナオミ・スコット(画像右)、1993年生まれ。身長167センチ、アラジンの主演で有名。映画ではとにかくキュート。ファッションもかわいい。戦う姿もかわいい。

エラ・バリンスカは(画像中央)1996年生まれ。身長180センチ、初のハリウッド映画らしい。手足はキリンのように長くて・・ん、やっぱりモデル出身。劇中は体にフィットしたスーツがすごく似合っていてとにかくかっこいい。

ギャップがたまらない

冒頭のシーン、クリステン・スチュアートがちょっとエロい誘惑からの隙を見て男を・・・

このシーンがとにかくカッコ良くて。

ギャップがたまらないのです。

女性なのにクリステンに惚れそうになりました。

いや、惚れた。

宝塚ファンの気持ちが少し分かったような気がしました。

ラストも、そういうことだったのか・・っていう何ともいえない痛快さ。

人生、色気より食い気だった私にとって、オシャレにカッコよく、そしてクリステンみたいにいちどでいいから色気で男を惑わせてみたかった・・・笑

話がだいぶそれましたが、

悶々とする日々を送ってる方、気分をスッキリしたい方にはぜひオススメの映画です!

(音楽もいい!サントラ買って部屋でノリノリ!)

パラサイト

絶賛の嵐

面白かった。

ちょっと、テレビでもネットでもどこの誰に聞いても絶賛の嵐なので若干あまのじゃくになってるのか。期待値を上げすぎたのか・・

かなり期待しすぎたんだと思う。

でもやっぱり面白かった。

俳優はみんな良かった。特にお父さん役のソン・ガンホ。

過去にもポン・ジュノ監督作品にけっこう出てるみたいで。

何にげに呟くセリフが笑ってしまう。

展開の面白さもあるけど、どんな手を使ってでも家族みんなで生き抜くというたくましさを感じる映画でした。

今もある防空壕としての半地下物件

北朝鮮との関係で、1970年から法律で新築の低層住宅には防空壕として地下室の設置を義務付けたらしい。

で1980年代からソウルが住宅不足になって半地下を物件として合法化したということがネットニュースに書いてあった。(NEWS JAPANより)

だからソウルには半地下物件がたくさんあってそこで暮らしてる人も実際たくさんいるみたいです。

でもトイレが生活目線の上部にあるのは嫌だなー。

「シュリ」「JSA」

だいぶ昔の韓国映画を見た時から思ってたけど、社会問題を取り上げた作品って韓国は本当に上手いなぁと思う。

ちなみに初めてみた韓国映画は1999年「シュリ」。監督はカン・ジェギュ。

ソン・ガンホも準主役で出てる。

この映画は北朝鮮との話。とても切ないストーリーなのです。

そのあと2001年公開「JSA」。監督はパク・チャヌク。

ここにも北朝鮮人民軍の役でソン・ガンホが出てる。

この人の役がいい役で・・

「JSA」は北朝鮮との共同警備区域での兵士の物語。まさにリアルで説得力あるし、臨場感もある。

これはどっちも素晴らしくて面白かった。

このパラサイトをきっかけに過去の韓国映画もまたいろいろみてみようかなぁと思う。

日本映画がんばれ!

しかし今回、アカデミー賞の主要4部門受賞は素晴らしい快挙!

最優秀主演男優賞はジョーカーのホアキン・フェニックス。

これも嬉しい!納得。

日本映画頑張れ!

ヒット漫画からの映画で実写もいいけどね・・・なんか安易というか。

この前テレビでもやってた「○ん○○○」また言うけど・・・どうなの?あの作品が日本アカデミー賞やブルーリボン賞って。私がおかしいんだろうな。ま、いろんな意見があっていいので。もう言うのやめます・・面白いって思ってる人たくさんいるから。(スミマセン・・)

モデル出身やアイドルの主演もいいけど、もっと役者畑の俳優を使って欲しいなぁと思ったりするのです。

日本映画ほんとにがんばってほしい!

今さらだけど、先日DVDで観た蒼井優主演「フラガール」、これは面白かった!

またいつかブログに書きたいと思います。

ではまた!

CATS

「メモリー」だけでOK

ミュージカル好きを公言しているものとしてはやはり観ないわけにはいきません。

歌とダンス!これだけでもう最高です。

あの有名な「メモリー」を歌ったのはクリザベラ役のジェニファー・ハドソン。

これは素晴らしかった。

この歌だけでもうOKです。

ヴィクトリアがカワイイ

そして捨てられた子猫役ヴィクトリア(フランチェスカ・ヘイワード)の見事なバレエ。

さすがは英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル。

見た目のキュートさといい、ダンスといい完璧。

もうこれだけで見る価値あります。

見た目・・慣れる!

ただ、ちょっと見た目に違和感があるだけ。

どうも海外でもそのあたりを酷評されたらしいけど。

舞台は全く違和感ないのに、なぜ映画だと違和感を感じるのか・・・

最近はディズニーがライオンキング、美女と野獣の実写版、本物みたいな動物をCGで作り上げ、違和感なく演技して歌って踊ってるものを私たちはあたりまえに観ちゃってる・・。

もしライオンキングの映画で、人間の顔の周りにたてがみ作ってたとしたらやっぱり違和感あるかなと。(大西ライオンがウヨウヨいる感じ)

だけど中盤からだんだん慣れてくる。

そこだけの問題で。(私はね)

しかしね、新しい人生(猫生?)を生きることができるという天上の猫に選ばれたシーンは気球に乗ってどこまで行っちゃうのー

なんか上手いこと口車に乗せられた感、とんだクリザベラ・・・そんなシーンにも見えた。

(またぶち壊すようなことを言ってしまった)

あの「メモリー」の歌を歌ったジェニファー・ハドソンの、あのなんとも言えない切なさ・・もう一度聞きたい。

素晴らしかったです。