きのう何食べた?

原作/ よしながふみ

(講談社「モーニング」2007〜連載中)

監督/ 中江和仁

出演/ 西島秀俊 内野聖陽 山本耕史 磯村勇斗

内野聖陽がいい

今公開中の映画。

前からドラマも面白くて見ていた。

何がいいかって話も面白いけど役者の内野聖陽(うちのまさあき)が特に素晴らしい。

内野見たさです。カッコいい、とかじゃなくて。(実際かっこいいけど)役者としてすばらしいと思った。

ゲイのカップルなんだけどほんとに繊細でかわいい。

パンフより

料理が美味しそう

そしてなんと言っても出てくる料理がほんとに美味しそう。

キンキのアクアパッツァ、キャラメルリンゴをのせたトーストは特に美味しそうだった。

作る過程も劇中に出るので勉強にもなるし、より美味しそうに感じる。

ちなみに劇中には料理の監修スタッフがいて、フードスタイリスト、大手食品CMも多数手がける山崎慎也という方らしい。(知らないけど)

そのキャラメルリンゴ、リンゴの時期なのでやってみたいと思う。簡単そうだったよ。

リンゴを煮て砂糖を加えるだけ。少し茶色くなったら出来上がり。水は入れない。出来上がりのリンゴにシナモンをかける。映画ではアイスクリームものせていた!

(作り方、二行で終わり。笑)

アドリブが多い??

朝ご飯でキャラメルリンゴのトーストを食べるシーン。

セリフで西島秀俊が「カロリー高そうだな・・」とプラスアイスクリームまでのせる内野をみてぼそっと「大丈夫、朝だから」と内野。

あのやりとりはきっとアドリブではないか、と感じた。

お互い含み笑いをして笑いを我慢してるやりとりが何度か見受けられた。

きっとアドリブなんだろう、と。

もしセリフだとしたら、そう感じさせる二人の実力も素晴らしい。

内野聖陽ほんといい。

ゲイカップルが抱える諸事情、その家族とどう向き合うか。お互いの優しい思いやりが不安を招いたりそんなことも描かれている。

当たり前の日常こそに幸せを感じられるあったかい映画でした。

パンフより

THE GUILTY

ヤコブ・セーダーグレン

2019年作品、 デンマーク映画

「ギルティ」

監督 グスタフ・モーラー

ヤコブ・セーダーグレン、イェシカ・ディナウエ、ヨハン、オルセン

(久々の投稿ですが、コンスタントに見てくれる方がいて本当に感謝です。)

9月から、このデンマーク作品のリメイク、ハリウッド版が劇場で上映されているらしい。

ちなみに監督はアントワーン・フークア、キャストはジェイク・ギレンホーク、イーサン・ホーク・・(この監督作品は見たことない)

デンマーク作品はアマプラ視聴だったが面白かった。

ほとんど動きがないのにハラハラドキドキさせる。

この作品の面白さは声だけで想像させるとこ。

頭の中に見てる人それぞれの映像として膨らむ。

いかに人が思い込みというものが強いか。思い込みによってとんでもない判断をしてしまうかという物語。

まちがった先入観によって誤った誘導をしてしまう怖さ。

しかし長年の経験という中での判断も大事。そのバランスが難しいと考えさせられた。

地味だけど面白かった。

そしてラスト、主人公はどこへ電話を??

そこ、気になります。