映画の話じゃないですが・・
ママチャリこいでてカラスが頭の上に乗っかったのは初めて。
乗っけたまま自転車で100mくらい進んだと思う。
あれ?何かが頭に乗ってるな。そして通りすがる人たちが驚きの顔で私の頭上を凝視する。
「あ!カラス!」と叫ぶ子どもがいてようやく犯人がわかった。自転車に乗ってて両手塞がってるので追い払うこともできない。
正式に言えば怖くて追い払う勇気なんかない。
目的地らしいところに着いて?飛んでった時の踏ん張った力の強いこと。
もう恐怖。
近所の美容院へ向かう途中だったので着いてから美容師さんに話したら「私も経験あります!頭をつつかれて血が出ました」と。
つつかれなくて良かったけど何で乗ったのかカラスに聞いてみたい。
カラスは頭がいいからきっと理由があったはず。
博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか

タイトルが長い!
1964年公開作品
監督 スタンリー・キューブリック
モノクロ映画。
冒頭に「映画はフィクションであり、現実には起こりえない」と解説がついてる。
皮肉たっぷりのブラックコメディ。
これは面白い作品でおすすめです。
ヴェラ・リン「また会いましょう」
投下した核爆弾がヴェラ・リンの「また会いましょう」という甘い歌とともに人類滅亡を暗示させるキノコ雲シーンで終わる。
不謹慎だけどつい笑ってしまう。

うっかり投下した核爆弾には飛行機を修理中だった大佐が爆弾にまたがったまま「うわーーー」と叫びながら殉職するのでさらに笑ってしまう。
この作品の配役は実際に第二次世界大戦中に核爆弾を使用した時のシュミレーションとしてのやりとりをした人物を参考にしてるとかしてないとか。
もし参考にしてるとすれば笑えない。
けど笑っちゃう。
水爆によって人類が滅びるのを防ぐためには、選ばれた優秀な人材だけを地下シェルターで生活させるようにして、男1人に対して性的に魅力のある女性を10人くらいをあてがう。
そうすると20年で人口が・・・
そんなとんでもない博士の話を軍の男たちはまんざらでもない顔で聞いているシーンは何とも間抜けで面白い。

そして、爆弾投下後の「また会いましょう」の甘い歌。
選別された人、されなかった人を連想させる。
みなさーん、いつかまた会いましょう!
とんでもない漆黒のブラックコメディです。
(来週も続く)
「スタンリー・キューブリック展」に参加します

9/8(火)から9/13(日)まで。
北青山、外苑前にあるギャラリーDAZZLE。
私の描くキューブリック作品は今紹介した長いタイトルの「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」です。
どうぞよろしくお願いします。
ただいま製作中ですが何枚も書き直ししたりでけっこう苦戦してますが頑張ります。

