NGK(なんばグランド花月)

桂文枝

先日NGKへ

「昨日から咳が出て、熱も出て・・今日は「病み営業」です・・」

桂小枝の落語の冒頭です。

ウーマンラッシュアワーの村本は、

「みなさーーん、せーの、吉本興業をぶっ壊す!」

7月の参院選で注目された「NHKから国民を守る党」の訴えを吉本問題にしてパロディーにしてました。

しっかり例の件がネタになってます。

ネガティブなことをネタにできるのが芸人の強みです。

つかみに注目

登場した時のつかみ(最初の出だし)、まずどうやって客を引き込むのか・・

その芸を見るのが面白いのです。

桂文枝(もと三枝)のつかみは、

前でお弁当食べているお客を見て、

「そのお弁当美味しい?・・もうすぐ食べ終わるね・・もうちょっと待っとくわ」

と、客の弁当待ちをしてネタを始めようとする・・

ものすごく笑いを取っていた。

人前で話すことが苦手な自分からすると、ベテランの噺家さんと分かっていてもネタを状況に応じて対応できる姿が神のように思えてしまうのです・・

(ちなみに私は突然振られる自己紹介が一番苦手・・)

ネタが終わって退場する時も、セットの壁に頭を打って笑いを取っていた・・70歳を過ぎて体を張ってすごい!

免疫力アップ

(桂文枝のネタ)東京と大阪の違い↓

定食屋で注文したとんかつの中に赤い輪ゴムが入ってた・・

東京→「取り替えてください!」

大阪→「当たりや!」

笑うことは免疫力を高める効果があってすでに実証されてるらしい。

東京のルミネもいいけど、やはりお笑いの聖地?NGKへ温泉湯治にでも行くように年に2〜3回は行きます・・

体調悪い→ゆっくり休む→(少し良くなったら)お笑いを見てたっぷり笑う

こんな図式も侮れないと思いますよ・・・

劇場となりのたこ焼き「わなか」が美味しい

天気の子

気乗りしなかったけど

家族の要望で、先日のアラジンに次いで今度は「天気の子」。

あまり気乗りはしないけど仕方なく・・・。

しかし!

泣いた・・・

一緒に観ている家族よりも、だんだん前のめりになって後半涙ボロボロ・・

泣いてしまった・・・

自分の中学生時代をいろいろ思い出しました。

好きな先輩、友達、あの頃の将来の夢とか・・・

15、16歳頃の多感な時期は、一途な思いに周りが見えてなくて、一直線に突き進む・・

そんな頃を思い出した映画でした。

そして今社会問題にもなっている子どもの貧困についても問題提議されています。

RADWIMPSの曲もすごくいい!

しかし、考えてみれば今も気持ちはあの頃とあまり変わってないかもです。

変わったのは肉体の老化だけ・・涙。

「君の名は」

もうひとつ面白かったのは、同じ新海誠監督作品「君の名は」がさりげなくリンクしてること。

意外な驚きがあって面白いです。

隠れミッキーを探すみたいな楽しみ方もできると思いますよ・・・

パリコレ2020

この絵はちょっと前に描いたもの。

2020年春夏パリ・メンズコレクション

コムデギャルソン、

写真を載せれば一目瞭然なんだけど、

なんとスカートでランウェイ登場。

他、ヴァレンティノ、エルメス、ヴィトン、ロエベ、ダンヒル・・

装いがレディースかと錯覚するくらい男女共に着れそう。

色もパステルカラーが目立つ。

写真家の蜷川実花とのコラボで大胆な花柄写真のプリントや、海外のイラストレーターとのコラボ作品も多くて華やか。男女共いけそう・・

ジェンダーレス

だんだん時代も変わってきて、

ファッションも男性、女性という境がなくなりつつあるんだなぁと、パリ・メンズコレクションのサイトを見て感じました。

気になったバイヤーのコメントが、(パステルカラー使用について)

「日本では受け入れられたとは言えない。来年の夏は多くの人に挑戦してほしい」だって。

日本ではまだ抵抗感があるんだな・・

学校の制服も

そういえば最近、中学、高校も女子の制服でパンツスタイルが出だした。

女子はスカートが当たり前だと思い込んでたから、パンツが出た時に、ハッと気がついて、そう、今まで何でなかったのか・・・と変な腹立たちさを感じました。

パンツがあったらいいのにと、今までそれすら思わなかった・・・

選べるのって羨ましい・・

男子も躊躇なくスカートが選べる時代になればいいのにと思います・・

そう、躊躇なく。

来年のコムデギャルソンはジェンダーレスなセットアップ。

ファッションから時代を変化させる取り組み・・

素晴らしいと思います。

書を捨てよ、町に出よう

寺山修司をモジリアーニ風に描いてみた

「月光仮面」

寺山修司の本です。

このくだりには笑ってしまいました・・

月光仮面のおじさんは
正義の味方だ 良い人だ・・・

しかしそれがだれのためにも力を貸してくれるものではないのだ、と知ったとき疑いがはじまった。

月光仮面も少年探偵団も、ベトナム戦争のような国際的な事件には出勤できない。そこは正義と悪とが複雑に交錯し、お互いが正義を名乗りあってるので・・・

与えられた「正義」のためばかりに働いてきて、それを見極める「正義感」など、持つことができなかったのである。

「出勤」とか、「働いて・・」とか・・皮肉なのかな?

子どものヒーローものに対してこんなに真面目に論じていて・・見極める正義感がないって・・・滑稽な感じがして妙に可笑しい・・

10年越しでやっと読んだ本

10年くらい前に古書店で買って、よくわからなくて眠くなって・・そして全然読まなくなって・・

最近本棚の整理をきっかけに、今度は最後まで読みました。

あの時はわけがわからないと思って挫折したけど、時間の経過とともに見方が変わっていったのか、苦痛と感じず読めました。

面白いですね。

競馬好き

寺山修司が徹子の部屋に出演しているYouTubeを見た。(動いて喋ってるのを初めて見た。↓リンクあり)

競馬が好きで・・トータルで儲かったかどうか聞く人がよくいるけど、その質問がおかしいと・・。

例えば人生で観た演劇の中でトータルでどれだけ笑ったとか、泣いたとか考えないでしょ、と。

わざと負ける時もある・・と話していた。

わざと負ける・・

その事が本の「片目のジャック」で書かれています。

亡くなった競馬仲間の友人の弔いのために、その人が賭けていた馬に負けを承知で賭ける・・

この話はとてもいい話です。

自殺学入門

えっ、と驚くような強烈なタイトルで、イメージ的に寺山修司らしいといえばらしい。

内容を読むと、決して自殺を薦めている内容ではなくて、

死ぬ自由くらいは自分自身で創造したい・・と思うのだ

辛いことがあって死ぬのは自殺ではなく他殺だと。

上手な遺書の書き方

遺書を書く用紙についてアドバイス・・・

巻紙に筆で書くのもよいが、草書体で崩しすぎて、死んでから読み方を聞かれても答えることができないことを念頭に入れておくこと。

派手な封筒、水森亜土のイラスト入りなどは感心しない。

なんだか笑ってしまう・・。

この自殺学入門は、自分の生き方を演出する・・そんなことを思わせる話だと思いました。

タイトルが面白い

この本の小タイトルはとてもインパクトがあって、

「きみもヤクザになれる」とか「岩下志麻のシッポをみたか」とか「くたばれホームドラマ」とか「自殺のライセンス」とか・・

このタイトル見るだけでも面白い。

そして、つつましやかな生活よりも一点豪華主義を薦めている。

賭けをレジャーとしてではなく、思想としてとらえる、と。

「悪銭身につかず」というが世の中悪銭でない銭などない。・・・八百長のオートレースにでも、男を賭けてみて下さい、親父さん。

鋭い指摘がたくさんある中に、どこか滑稽さも感じ、そして愛嬌もあり、人間味もあり、クスクスとたくさん笑ってしまった本です。

髪結いの亭主

パトリス・ルコント監督作品(1990フランス映画)

映画は監督の作品、演劇は役者の作品だと思ってます。

なのでこの作品は主人公の目線で物語が描かれていて、同時に監督目線でもあるんだと思いました。

女性を見る眼差しが優しくて美しい。

官能的表現もけっこうあって、それが美しい。

エロいという俗っぽい言葉がちょっと間違ってるように思うほど、その表現が美しく感じます。

ちなみにこの監督で「イヴォンヌの香り」という作品、こんなにも官能的表現が多いと思わなくて、「この監督の作品面白いよ!」と言って誘った友人と観た後、少し気まずくなった記憶があります・・

その映画もエロいけど美しい・・・

この監督はコメディ作品もけっこうあって、それもとっても面白いです。

ストーリー

子どもの頃に思い描いた憧れ、

もしも憧れのあの人と、こんなことをして、こんな生活ができたらな、って誰もが抱く妄想が、映画になってる感じでしょうか・・

少し非現実的・・

美容師の女性と結婚するのが夢だった主人公。

その女性とめぐり合い結婚。

働く妻の横に、ただじっと座って美しい妻を見つめている夫。

しかし突然、客のいる前でアラビアンな曲を流し、奇妙なダンスをして場を驚かせる・・

妻はニコニコ笑ってただそれを見つめる・・

わけがわからない感じですが、そんな感じなんです・・

離れた見方をすれば、妻のヒモとなって生活し、日中も妻のそばを離れないちょっとヤバイ夫?となるんだけど・・そんな解釈がとっても野暮で、

理屈で見るとおかしいんだけど、あの空気感がなんともいえない美しさを感じるのです。

音楽は「ピアノレッスン」で有名なマイケル・ナイマン。

あまり音楽は印象に残りませんでした。

ちなみに「ピアノレッスン」もとても美しくて、曲も素晴らしくて、大好きな映画のひとつです。

ラストは一転

客の髪を洗っている妻の後ろで夫が・・・・

そのシーンがエロいんだけど、エロだけじゃなくとても美しさも感じます・・

ラストが衝撃。

今まで穏やかで、幸せな日々の流れから一転・・

愛していた妻が突然、

「不幸になる前に死ぬ・・・」

とても切なくて、繊細で、好きな映画です・・。

夜景の効能

お台場の夜景

潮の香りが気持ちいいです。

東京お台場の景色は海があって、屋形船がいい雰囲気で、レインボーブリッジもドーンとあって、東京タワーも見えて、遠くすぎず近すぎずいい距離感の景色で、昼も夜も素敵で、

レプリカの自由の女神さえなければ大好きです。

ぼーっと眺めて・・

暗がりのベンチで何かしらしてるカップルを横で感じながら、遠慮なく深呼吸。

そんなカップルに、

今がいちばん幸せな時だよね・・何を見てもピンク色の景色に見えるよね・・と心でつぶやいてみたり、

そして下を見ると工事現場の警備員さん、

懐中電灯を照らしながら最終チェックと戸締り・・お疲れさまです・・

家で晩酌が楽しみなんだろうな・・イカのお刺身なんか食べながら焼酎ストレート、それか鬼ころしあたりを飲みながら仕事の愚痴をこぼし、テレビつけっぱなしでそのまま寝ちゃって、無意識でブっと爆音出しちゃって、横にいる家族から「こっち向けてしないでよー!」ってクモの子散らすように逃げられながら、でもお父さんを労わり、そして明日もまた頑張るんだよなーと思ってみたり、

ショップの店員さん、

連休は稼ぎ時だから休めない・・きっと子どもを休日もやっている保育所に、安くない代金を支払って預けて・・別れを悲しむ我が子の頭を撫ぜながら仕事場に向かい、そして子どものためにと、一生懸命頑張ってるんだなーと思ったり、

レインボーブリッジを走るトラックの運転手さん、

ネットで買い物する人が増えて配達多いし、ただでさえ人手不足でヒーヒー言ってて・・それでもやっぱり家族のために頑張ってるんだろうなって思って、本当に頭が下がります・・って思ってみたり、

タワーマンションの明かりを見て、

連休最終日、子どもたちは明日から始まる学校の宿題に追われてて、きっとお母さんに「何で前もってやっとかないの!」って怒られて、泣きそうになりながら今宿題やってるんだろうな・・って思ってみたり、

屋形船で宴会してる団体は、

何ヶ月も前から予約して、この日を楽しみにしてたんだろうなー、でも中には「なんで休日に会社の宴会行かなきゃいけないの!パワハラ!」と、ブツブツ言ってる若い社員もいるんだろうな、って思ってみたり・・・

全部私の妄想ですが、

潮の香りがするゆるーい夜風に当たりながら、

みんなそれぞれいろいろあるよね・・って思って、

ひらぺったーくいろんなことを感じていました・・

たまには夜景もいいもんだな、って思いました・・

MIAMI VICE

ドラマから映画に

2006年公開の映画。

もともとアメリカのドラマで、日本でも1986年から2年間、テレビ東京で放送してたらしい。

ぜんぜん知らなかった・・

古本屋で見つけたこの映画のパンフレットがかっこよくて購入。

そこから映画(DVD)を観るという・・こういう流れで映画見たのは初めてです。

ありがちな物語だけど・・

ストーリーは、南米麻薬組織におとり捜査で潜入する刑事二人が主役。(コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス)

激しい銃撃戦、撃たれた人間のグロい表現・・

アメリカ映画にありがちな話だったけど、始まりから引き込まれた・・。

始まりのどんよりとした音楽と物語の流れで、きっとFBIの中に裏組織とつなっがている者が絶対にいるに違いない・・

それは予想もしない人物・・とあれやこれや想像して目を細め、斜めに画面を睨みながら終始観ていたけど・・・

・・・・うん、予想と大いに外れるとこがまた面白い・・考えすぎた!

捜査官が実際に体験した潜入捜査をもとに訓練

悪人のように歩いて話す。自分が警官でないと納得させなければならない。彼らは当然、最初にそれを疑うからだ。

パンフレットより

実際に捜査官から訓練を受け、そしてコリン・ファレルのスキルもテストするために罠も仕掛けたとか。

本物の麻薬取引だと信じ込ませた現場へ・・

そしてコリンは、

目の前に起こる混乱を目にして後ずさりしながら逃げ出した・・

パンフレットより

そりゃ、そうなるでしょう・・

役の勉強のために専門の本を読んだり、本職の人から話を聞いたりして想像力を働かせるんじゃなくて、

役者を騙して、その場の恐怖と緊張感を体験(ドッキリだけど)させるっていう・・・凄いことする!

だからあんなに緊張感があって、心臓がバクバクするような駆け引きのシーンが出来上がったのか、と納得しました。

麻薬組織との取引シーンが面白いです。

裏はとったか・・

この映画でよく聞くセリフ、「裏はとったか・・」。

この言葉が耳に残る。

このブログによく載せる外部の情報はwikipediaが多い・・。

wikiの情報に、

刑事:裏はとったか・・

私:ぜんぜんとってません・・・ごめんなさい!!!

————— bang! —————–

かちかち山

やっぱり残酷な話

(前のブログ「むかし話」の続きです)

タヌキはお婆さんを撲殺。

おばあさんの肉を鍋に入れて煮込み、婆汁を作る。そしてタヌキはおばあさんに化けて、畑から帰ってきたおじいさんにタヌキ汁と称して婆汁を食べさせ、それを見届けると嘲り笑って山に帰る・・。

もうタヌキ、極悪人・・

そしておじいさんは仲良しのうさぎに相談。仇を依頼する。

(必殺仕事人っぽい・・)

うさぎは金儲けを口実にタヌキを芝刈りに誘う。その帰り道、うさぎは後ろを歩き、タヌキの背負っている柴に火を付ける。

そして火傷をしたタヌキに良薬だと言ってトウガラシ入りの味噌を渡す。タヌキはさらなる痛みに苦しむ。

仇とはいえ、タヌキ同様に残酷・・

タヌキの最期

今度うさぎはタヌキの食い意地を利用して漁に誘う。

(ウサギからあんな目に合わされて、ついてくタヌキもどうかしてる・・)

泥の船に乗せられて、だんだんタヌキは沈んでゆく・・。うさぎに助けを求めるが逆に艪で沈められ海に溺れて死んでいった。

うさぎが藤田まことに見えてきた・・

新潟県のかちかち山

地方によって話が少し変わっているのも面白い。

例えば新潟県、

タヌキを殺したウサギが人間の家に上がり込み、死んだタヌキを料理して食べてしまうが、その家の人間に見つかり殺されるという・・

なんだかどっちが悪いんだかわからなくなる・・

時代にあった話へ

今はだいぶ内容が改編されてるらしい。

改心したタヌキとみんなで(おじいさん、おばあさん、ウサギ)集まって打ち上げパーティーで終わるらしい・・。

ぜんぜん違う!!

(個人的にはシュールな話の方が好きだけど・・)

しかし、子どもにお話しするには「おばあさんを撲殺・・」はちょっと・・ですね・・

よかった・・・


Aladdin

実写 日本語吹替版で鑑賞

家族の要望で鑑賞。

あまり気乗りしないディズニー映画・・せめて字幕で観たかった。

ずっと疑問だったアラジンと魔法のランプのランプ・・あれランプなのかなーって思ってて・・中東版の急須じゃないの?って・・・

調べてみたら、油を入れて口の部分から火が出る、やはりランプらしいです。

アラジンと魔法の急須ではありません!(そう思ってるのは私だけ・・)

声優も素晴らしい

しかし悔しいけど、ディズニーやっぱり曲がいい。(なぜ悔しいんだろう・・笑)

吹替版だからジャスミンは木下晴香、アラジンは中村倫也・・二人とも素晴らしい歌唱力・・

そして悪役ジャファーは北村一輝。・・ピッタリ!

ジーニー実写はなんとウィル・スミス。

声はベテラン、山寺宏一。

やっぱり外さない面白さ!

パンフレットに、

この映画でジーニーのオファーがなかったら声優やめます!って関係者に脅すように言い回ったらしい・・そのくらいやりたかったようです。

ものすごいスタッフの数

そして衣装、小道具、大道具・・それぞれの最高のスタッフがコンセプトへ近づけるための細部へのこだわりエピソードが面白い。

なんどもモロッコへ足を運び、写真を撮り、一つ一つ小道具調達。そして手作りがほとんど。

特に悪役ジャファーの魔法の杖は、監督との打ち合わせで、何度も細かい修正と作り直しを繰り返したらしい・・・

そして最後のエンドロールは、見たことないくらいのスタッフの多さ!

特にデジタルクリエイターの数の多さに驚きです。

約130分の映画の中に、信じられない人数の知恵と苦労とセンスが凝縮されているんだなぁなんて改めて思いました。

すっかり夢の中

最初は気乗りしなかったこの映画。

しかし今は「A Whole New World」が頭の中でグルグル・・

掃除機かけながら大声で、アホールニューワーーー・・って歌ってます。

(びっくりして金魚が飛び上がっている・・)

ジーニーに3つ夢を叶えてもらえるんだったら何しようかなって、天ぷら揚げながら宙を見上げ、真剣に考えてしまいました・・・

天ぷら真っ黒・・・

又吉直樹と太宰治

又吉の太宰愛

又吉の太宰愛は有名です。

又吉のエッセー「夜を乗り越える」の文中、太宰の自殺について、

「斜陽」「人間失格」というとんでもない傑作を書き上げ、もう書くことがなくなってしまったんじゃないか、という意見もあります。・・・(略)・・・「斜陽」と「人間失格」を書いたがために小説が書けなくなりましたという小説が書けると思うんです。

死にたくなるほど苦しい夜には、これは楽しいことがある時までのフリなのだと信じるようにしている。喉が渇いている時の方が、水が美味しい。忙しい時の方が休日が楽しい。得体の知れない化け物に殺されてたまるかと思う。

その夜を乗り越えないと駄目なんです・・

その思い全てがタイトルになっています。

又吉直樹(ピース・芥川賞受賞作家)の本はだいたい読んでると思う。

エッセイから小説まで。

(ちなみに私はぜんぜん読書家ではありません)

テレビでもよく太宰のことを話しているけど、本の中でもよく太宰が登場します。 太宰たらればが多い。

そんな又吉の影響で、太宰治の本が気になってチラチラ読んだりしてます・・

(教科書にも載っていたと思うけどすっかり忘れました)

走れメロス

中でも「走れメロス」は何回読んでも笑ってしまうんだけど私だけでしょうか・・

太宰は暗いイメージなんだけど、意外にもユーモアたっぷりで面白い。

(人間失格も個人的には端々に笑えるところがあった・・)

「走れメロス」は信頼することの尊さを悟す物語なんだけど、私は主人公の自己チューぶりに笑ってしまいます。

メロスのあらすじは省略しますが、

同意も得ないで勝手に友人を暴君の王に人質として差し出す。

(その時の友人のリアクションを想像してしまう・・)

期日までに戻らないと友人が殺されるのにうっかり寝過ごしたり、時に裏切って逃げてやろうと思ったり・・

そして、最後のラストスパートでやっと戻ってきた時はなぜか真っ裸で到着。

近くにいた少女の指摘で自分の姿に気がつく・・

「勇者はひどく赤面した」・・・の言葉で終わり。

私は、急に人質として差し出されても文句も言わず、ひたすらメロスを信じて人質になってあげてる友人セリヌンティウスのお人好しぶりに感動します。

歩いたメロス

wikiには

太宰が小説の中で書いた距離と時間をもとにメロスの平均移動速度を計算すると、メロスは行きも帰りも歩く速度でしか移動しておらず、最後の必死のラストスパートでさえ時速5.3キロにすぎない。

そうすると、人質になっている友達セリヌンティウスは、向こうから真っ裸でノロノロ歩いてやってくるメロスを見て何を思うんだろう・・。

話が変わってきそうです・・

又吉の本のおかげで太宰の面白さも少しづつわかってきて楽しいです。

だんだん賢くなってる気がします!