下北沢で No,3

南口から少し歩いたところにある、輸入物のミリタリーウェアを扱う古着屋の女性店員Hさん。バイヤーもしているとの事。このあたりを何度か行き来して気になってた方です。勇気を出して声かけました。

お隣の男性もとてもいい雰囲気があります。この方は着物「葉月」のバイヤーさん。調べてみたらとても素敵な着物屋さん!!柄が大胆に描かれていて和服好きとしては興味津々です。(リンク↓は着物「葉月」のインスタです。)

https://www.instagram.com/uchinopotemayo/?hl=ja

Hさん、写真を撮りたいということを伝えると「リボンつけるー」と言って急いでつけてる感じが可愛いな、と思いました。

好きなブランドは、アンナモリナーリ、マヌーシュ・・お恥ずかしながら全くわからず、うちに帰って調べました。

調べた中で、マヌーシュというブランドは私も素敵だと思いました。しかし、自分にはとても着こなせない。普段からおしゃれに着こなせているHさんだから似合うんです。(私が着たら林家○ー子です)

http://www.manoush.com/e-shop/en/443-fall-winter-2018-pre-collection

驚いたのが、Hさんと私と世代がほぼ一緒!

絶対見えない!可愛いファッションだからじゃない。完全に内側から出てるものです。

少しお話ししただけだけど、子どものような好奇心と純粋さ。そして周囲の目を気にしない自分のおしゃれを貫くカッコ良さ。

そして彼女のインスタを見て確信しました。

親戚から譲り受けたという着物の襦袢を上着にしていたり、燕尾服を宝塚風に着ていたり、お姫様のようなドレスを大胆に着ていたり・・流行に左右されない独自のおしゃれを貫いている画像がいっぱいでワクワクします。

コスプレとは全然違う、自分流のオシャレです。

ファッションはインスタより image1

王道のファッション雑誌には載ってない個性的なスタイルに興味がわき、この人をたくさん描きたくなりました。インスタを見ていたら描きたいイメージがたくさん出てきて、本当はもっともっと描きたいのです。

「おばあちゃんになってもロマンティックなアクセサリーをたくさんつけたカゴなんて持ってたら素敵じゃない?」と話してたのが印象的です。

ファッションはインスタより image2


ウエストサイド物語 ジェット

「Gee Officer Krupke」を歌うジェット団

Youtubeで必ずと言っていいほど聞く、ウエストサイドストーリーの曲。

中でもGee Officer Krupke「クラプキ巡査どの」を歌うポーランド系アメリカ人、ジェット団の衣装が何気におしゃれ。

ブルー系チェックジャケットやリーダーのイエロースーツ、そしてジェット団としてのお揃いグッズでしょうか・・紺に白線の入った同じネクタイ。

この曲は「マンボ」というダンスパーティーシーンと同じスタイル。自分たちを人間扱いしない警察官のものまねをしながら不良になったのは社会のせいだ、と歌うシーン。

https://www.youtube.com/watch?v=j7TT4jnnWys

ちなみに最初のプロローグのシーンで、ジェット団はグレーのスニーカー、シャーク団はネイビーのスニーカーとそれぞれグループでお揃いにしているのに気がついた!面白い。

https://www.youtube.com/watch?v=bxoC5Oyf_ss

この映画の衣装担当を調べて見たら、アイリーン・シャラフという方で主に舞台を中心に活躍してて、なんと生涯で5度もアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した方らしいです。この作品でも受賞してます。(Wikipediaより)

だいたいのシーンがTシャツにジーンズ、スニーカーですが、これがなんと大半がオリジナルだそう。

今はユニクロでストレッチジーンズなどが手に入るけど、当時はないから、伸縮性のある糸を使いデニム風に作られた特注品で、これの開発で莫大な費用がかけられたそうです。

素材を作り、洗いざらし、また染め直し、ヨレヨレに見せるために風に晒すという、手間もハンパないようです。

日本の結城紬を作る工程に似ているとのこと。

そしてグループの差別化をするために、プエルトリコ系シャーク団はビビットカラー、赤、紫、黄。(ちなみに映画のベルナルド役はジョージ・チャキリス)

ポーランド系ジェット団は、ブルー、グリーン、紺、グレーなど寒色系にしているそうです。(トニー役はリチャード・ベイマー)

(2016年cinefil記事より)

それを知った上で改めて動画を見てみると本当だ!!と改めてまた感動しました。

さらに楽しさ倍増です。

シャーク団プロローグより


下北沢 No,2

前回に続き下北沢です。

小雨が降る中、一番街商店街に確かあったお豆腐ドーナツ屋さんの店を探す・・。

このブログのためにおしゃれな人を見つけようと思っていたのに、気がついたら昔あったドーナツ屋を探してるという・・いけない、いけない・・。

そんな発想だから常に体重は右肩上がり。

そんな時、ちょうど前を歩いていた女性を見て、!!!

なんてキャスケットがよく似合う人だろうと。

お洋服もシンプルな色使いにジーンズのダボつき具合から靴まで・・とっても好み。

スカーフ使いにやられました! 素敵。

ランチのお店を探しているようで、入ってしまう前にと慌てて声をかけてしまいました・・・。言葉を整理してなかったのでしどろもどろの説明で今思えばすごく恥ずかしい・・・

そんな説明にも関わらず快諾していただいて・・・ありがとうございます。

ポーズも少し恥ずかしがりながらな感じが、とっても可愛いです。

好きなお洋服は古着だとか。

やっぱり下北沢ですね・・。

自分の身なりに気を使ってる人を見ると、周囲も気分が良くなるんですね。

彼女に出会って改めてそう思いました。

そして自分自身を振り返り反省です。

ちょっと近所に買い物に行く時、人に会う予定のない時、ものすごいラフで適当な格好して出かけます。

しかもそういう時に限って人に会います。

「今、慌てて出てきちゃって・・」とか聞かれてもいないのに言い訳したりします・・。ほんと恥ずかしいです。

いつ見てもキレイににしてる人っていますが、やっぱり見ている方も気分が良くなります。

センスがあるなしの問題ではなく、年を重ねていけば尚更のこと、身なりの気遣いは大切ですね。

下北沢 No,1

下北沢にやってきました。

この街には思い出がたくさんあります。

来る度、夢を追いかけていたあの頃に戻った気がして、とても懐かしく感じます。

気がつけば今も夢を追いかけていて・・いつになったら叶うんでしょうか・・。

しかし幾つになっても目的があって、日々向上していきたいと努力できることは幸せなことです。ずっとそういう生き方でありたいと思います。

今日のオシャレさんは下北沢駅で出会った女子二人。

たくさんの人が行き来する中で、ダントツ私目線の中で目立っていてしかも二人ともキュート。

向かって左の女性は、オフホワイトのベレーと柄のシャツがとってもよく似合ってます。

私もベレー帽に憧れるんですが、被り方のアレンジ能力が無く、普通に被ってしまうので、見た目どんぐりみたいになってしまうんですね・・。人面どんぐり。

彼女を見習ってもう一度ベレーに挑戦してみたいと思いました。

好きなブランドはバーバリーだとか。きっとこのシャツも柄から見てバーバリーなんでしょう。すごく素敵です。

お隣の彼女もすごくカッコいいです。

金色の髪と黒のワンピースって合うなぁ・・と彼女を見て思います。

バックもオシャレだし。これ私も欲しいです。

どこで見つけたのか聞きたかったです。

オレンジの靴下がポイントですね。ハロウィンを意識したのか、たまたまコーディネイトしたのか・・・。

そして彼女は古着が好きだとか。下北沢といえば古着ですもんね。自分の世界観をしっかり持っていそうで素敵です。

お二人ともありがとうございました。

下北沢は私目線で「おお!」と唸る方がたくさんいます。先日表参道に行ったのですがそれよりもはるかに多いです。

きっと流行りに左右されずに自分の世界をしっかり持っているところに美しさを感じるからだろう、と思いました。

そういう美しさのあり方はファッションだけではないかもしれません。

今後下北沢女子2、3と続きます・・・

長嶋一茂

ブログ環境を変えました。タイトルは悩んだ末「お!シャレ通信」にしました。

オシャレな人を見ると「おおっ!」とまず心で思うからです。(他にオススメのタイトルがあればメールください・・)

前ブログ(サイト残しています HPより)から引き続きよろしくお願いします。

新ブログの最初のオシャレさんは長嶋一茂さんです。

私は野球に興味があるわけでもないし、ルールだってよくわからない。ただ、テレビで一茂さんのスタイルが素敵だったから思わず描きたくなりました。

とてもピンクが似合います。

よく年齢を重ねていくと、赤やピンクやイエローといった色に抵抗を感じる人が多いと思いますが、むしろ逆の発想の方が素敵だと思うんですけどね・・。

私の一茂イメージは、失礼ですが「ミスターの息子でボンボン」「天然」というイメージがあります。しかし調べて見ると30歳の頃からノイローゼになり、その後10年以上もパニック障害に苦しんだ、というニュースがあって目を疑いました。

そして2001年には「三流」というタイトルの本まで出していたんですね。知らなかった・・。

「パニック障害」で苦しみ、本のタイトルは「三流」って・・もう涙が出ます・・。

やはりお父さんの存在が大きすぎるあまり、世の中から勝手に期待され、勝手に失望される・・私には知り得ない世界だけど、想像以上の苦労があったに違いないと思いました。

その苦労を超えて、今のテレビでの一茂さんの発言を耳にすると、今までとはまた違ったトーンで聞こえてくる気がします。