ミス・サイゴン2020

エンジニア役 市村正親

2020年の主演キャストは4人。

ミュージカル界の若手スター昆夏美、そして大原櫻子、レミゼでも活躍の屋比久知奈、女優 高畑充希です。

高畑充希!

素朴な疑問・・・高畑充希って歌えるの?

ま、厳しいオーデションで選ばれた人だから歌えるんでしょう、きっと。

(イヤな言い方。こーゆーとこが私の嫌われるとこ。はい、わかってます!)

主演 キム役

キムが歌う「命をあげよう」。

だいぶ昔、この歌を歌った本田美奈子は良かった・・

当初アイドルが?と疑問を持っていたけど素晴らしかった。

なので今回、アイドルではないけど今の人という事で高畑充希に注目してます。

ただ旬の女優だからチケットが取れない可能性も。

そして、

もう一つ注目されるエンジニア役

エンジニア役といえば市村正親が有名。

やはり来年も決定。

華があって素晴らしいのは言うまでもなく。

初めて観たときのエンジニア役は笹野高史でした。

華のある市村正親とは対照的で、貧相でそして滲み出るセコさが妙にリアルで面白いな、と思いました。

笹野高史はもともと自由劇場という音楽劇から出た人という事もあって歌が上手い。だから意外にも舞台「レ・ミゼラブル」も常連。歌舞伎の舞台にも出ちゃってる。

そこまで??

ミュージカルの面白さは、感情を一曲の歌とダンスで表現できるとこ

人間関係円滑方法の一つとして

普段の生活で、言いづらいことをミュージカル調で言ったら角が立たなくて人間関係もスムーズにいくのがわかった。

(たまにやってる・・効果ありです。)

(勇気があればダンスも!)

今度はエーデルワイスを歌うように言ってやるわ!と思ってること↓↓↓

〜♫ 靴下裏返しのクルクルのまんま洗濯機に入れないでくださ〜い♪〜

〜♪「コーヒー買いに行ってきまーす」っていったいどこまで行っちゃってるんですか〜♫〜

〜♫「クヨクヨしてないでまずは行動!」って・・ジャイアントスイングからのニードロップしていいですか〜♪〜

普段の生活にミュージカルを!

ボーダー 二つの世界

現在公開中。

観終わった後、自分の価値観が混乱・・・

物語は、

スウェーデンの税関に勤める女性。

違法なものを持ち込む人間を嗅ぎ分ける能力を持っているんだけど、生まれつき醜い容姿に悩んで孤独な人生を送っている。

何が良いもので、何がダメか・・

そもそもそのラインは何なのか・・

そして、この映画に出てくる森がすごくきれい!

M-1で酷評されたあのコンビも本当は、

2018年のM-1グランプリで審査員から酷評されたマヂカルラブリーは、実は天才的に面白いんじゃないか・・と考えてみたり。

誰が面白くないとレッテルを貼ったのか、どうして面白くないのか・・

なぜをどんどん追求して考えると、酷評した審査員はだんだんつまってくるんじゃないかと思うのです。

誰かが決めたルール、価値観、定義・・それに振り回されてるに過ぎないんだと。

ま、でも理屈どーのこーのじゃなくて、確かにあの時点でのあの漫才コントは今ひとつだった・・(逆にあれで知名度上げた)

きっと私も誰かが決めたルール・・みたいな価値観になってるんだと思う。

違う視点で

そうすると、

自分の価値観を見直してみるとだんだん混乱してきて・・・触角を突然切られた昆虫みたいな・・

わからなくなっちゃうような感じになってしまいます。

でも、時々そうやって物事を違う視点で考えてみるのもいいのかもしれません。

この映画はそんな疑問を投げかける、面白い視点の映画でした。

私の絵も、なかなか評価されないからといってそんなに気にすることはないんだな、と。

見方変えたら私、とんでもない天才なんだと思います!

評価しない周りがおかしい。

・・何か?

(こんな考え方でずっと生きていけたら長生きできるなー)

そして、

小さなニョロニョロしたものを食べるシーンを観て、

先日親戚から「これ、なかなか手に入らないのよ〜」と、せっかく送ってくれたちりめんじゃこが食べられなくなりました・・・

食べるの楽しみにしてたのにーー

冷凍しとこ・・


他人の会話

氷描くの難しい・・

一人カフェ。

隣のテーブルにいた30代くらいの男性サラリーマン風2人の会話を聞いていた。

A:昨日青学の近くでムロツヨシ見た。

B:へー

A: けっこう細かった・・・4人くらいで大きい声でしゃべってたから目立ってた。

B:太めに見えるけど細いんだ・・意外・・

A:ムツゴロウもよく見かけるんだよね・・・

B:へー

ムツゴロウ!!!

ってあのムツゴロウさん・・か??

ムロツヨシからのムツゴロウって広いなぁ・・

まさか魚の方じゃないよね・・・

これが本当のムツゴロウ・・干潟に出没

Bよ!「へー」って・・・

誰?とか、北海道の動物王国にいるんじゃないの?とか、どこで見た?とか・・聞いてやって。

Aが聞いてほしそうにしてるのに・・・(何なら私が加わろうか)

ムツゴロウさんといえば、忘れられないのはアフリカのサバンナでライオンに抱きついて、逆に首を噛みつかれて飼育員数人に助けられた映像。

「いやー、殺されるとこでしたね」と笑顔で言っていた。

(↑↑↑手軽にある筆ペンと色鉛筆で描いたら街中にある似顔絵ショップ風になっちゃった・・)

子供心にすごいハラハラした記憶がある。

私が話に入りたかったなー

そして、

A: あー、久々しっかりメシ食ったー!

フツーーのサンドイッチ1個食べて、あれでしっかりメシ食ったーって普段どんな食生活・・大丈夫か?

お母さんはちょっと心配になりました・・・

そして隣では、

ナイツ塙のお笑い本を読んで必死に笑いをこらえて、涙を拭こうとアルコールの染みた紙おしぼりで目を拭いたら目がしみて涙ボロボロ流してて目が真っ赤っ赤・・ついでにアイライン、マスカラがごっそりソゲ落ち、それを見て「わっ!」と驚いてアイスコーヒー倒してるおばさんがいた・・・

はい、それは私です・・。

ジョーカー

言葉で表現できない映画

これはすごい映画を観た。

 面白い??・・・・面白いという言葉だけでは表現がちがう。

観終わった後「いやー、面白かったねー」とは言えない重さがある。

感動した・・・これもちょっと薄い表現で違う。

怖かった・・・違う。

考えさせられる・・・そうなんだけど言葉がフツーすぎて全く浅い。違う。

パンフレットにいろんな著名人が文章を載せているけど、ダラダラ長いだけで誰も的を得たコメントしてる人はいなかった。

たぶん書けないんだと思う・・・そんな映画だもん。

・・・どの口が言うか!文章ヘタクソの私がものすごい事言ってます・・

アメコミ翻訳家 秋友克也という人の表現が、私的にはまぁ、うんうんと頷きながら読みました。(一部抜粋)

・・・映画「ジョーカー」を形容するのに「大傑作」という言葉では到底足りない。これは壮絶で痛切で滑稽で危険な、「感情の爆弾」だ。・・・・

秋友克也(アメコミ翻訳家)

とにかく俳優がすごい!

主演のホアキン・フェニックス・・

鬼気迫るものがあって、もう絶対何かが乗り移ってる!

上半身は背骨、鎖骨、あばら骨が浮き出た体。役に近づけるため、体重を24キロ落としたそう。

音楽もいい。役者の感情をなんとも言えない不穏な音で表していて、そして尚且つ美しい。

あるインタビュー記事に、役柄に行き詰まった時この音楽を聴いてさらに役のイメージが湧いてきたらしい。

この音楽が役のターニングポイントになったと。

ロバート・デニーロもやっぱりいい。厚みがある。

絵を描くものとして

こういうすごい映画作品に出会うと、先日の映画展でもそうだけど、例えば本の絵を描く(装画)とか・・・

その作品の顔となるわけで、まずはしっかり作品(作家)の思いを受け取らないと、って改めて思った。

そして自分の持ち味で表現をする・・・

当たり前のことだと思うんだけど、その当たり前のことに改めて責任を感じると言うか・・まぁでもそこが面白いとこで・・

なぜかこの映画を観てそんなことを思った・・

すごいばっかり

やっぱりこの映画を表現する上手い言葉がみつからない。

自分の語彙力の無さに凹みます・・・

いやー、でもほんとすごい映画だった・・・また言っちゃった・・・

面白い・・じゃないんだよね・・

今のところ、すごいという言葉しか見つかりません!

この映画見た人いたら、朝まで飲みながら語り合いたいなー

んーー語りたい!

2019キングオブコント

今年は下ネタでおなじみのどぶろっくが優勝。


農夫「♫僕は貧しい農夫〜病の母を救うため薬を探しに森へやってきた〜」

神「♩・・・お前の望みを一つ叶えてやろう〜♩」

農夫「ならば大きなイ○モツをください〜大きなイ○モツをください〜♩・・」

下ネタきたか・・・

家族で見てると笑いたくても笑えない。(笑ったけど・・)

あと裸芸も。(笑うけど・・)

松本人志が胃もたれしない天丼って言ってた。

やり過ぎると客引いちゃうし、下ネタでもいい塩梅っていうのがあるんだろうな・・

芸という枠にすると何事も簡単にはいかない・・・だから面白い。

曲と歌のクオリティが高いのは認める!(なぜか上から目線)

家族の会話

子「ねぇ、イ○モツってなに?」

私「さぁ・・・・・・・んん・・・・

・・・・・・・別にはっきり言ってるわけじゃないんだから、それぞれが想像するものでいいんじゃない?」

子「お母さんは何を想像した?」

私「・・・・・・・・・・・忘れた」

子「さっきゲラゲラ笑ってたじゃん!」

私「んん・・・・・・・・・やっぱり忘れた。ねぇ、もう宿題やったの?早くやった方がいいよ」(話を変える・・)

しばらく私の顔を訝しそうに眺めてた・・

すぐ自分のスマホで検索するに違いない。もうわかってしまったか・・

しばらくして、この絵を子どもに見せたら「あっ、どぶろっくだ!」と笑って、そして、

「やっぱりイ○モツの意味がわからないんだよね・・」と。

まだわかってなかった・・・