Aladdin

実写 日本語吹替版で鑑賞

家族の要望で鑑賞。

あまり気乗りしないディズニー映画・・せめて字幕で観たかった。

ずっと疑問だったアラジンと魔法のランプのランプ・・あれランプなのかなーって思ってて・・中東版の急須じゃないの?って・・・

調べてみたら、油を入れて口の部分から火が出る、やはりランプらしいです。

アラジンと魔法の急須ではありません!(そう思ってるのは私だけ・・)

声優も素晴らしい

しかし悔しいけど、ディズニーやっぱり曲がいい。(なぜ悔しいんだろう・・笑)

吹替版だからジャスミンは木下晴香、アラジンは中村倫也・・二人とも素晴らしい歌唱力・・

そして悪役ジャファーは北村一輝。・・ピッタリ!

ジーニー実写はなんとウィル・スミス。

声はベテラン、山寺宏一。

やっぱり外さない面白さ!

パンフレットに、

この映画でジーニーのオファーがなかったら声優やめます!って関係者に脅すように言い回ったらしい・・そのくらいやりたかったようです。

ものすごいスタッフの数

そして衣装、小道具、大道具・・それぞれの最高のスタッフがコンセプトへ近づけるための細部へのこだわりエピソードが面白い。

なんどもモロッコへ足を運び、写真を撮り、一つ一つ小道具調達。そして手作りがほとんど。

特に悪役ジャファーの魔法の杖は、監督との打ち合わせで、何度も細かい修正と作り直しを繰り返したらしい・・・

そして最後のエンドロールは、見たことないくらいのスタッフの多さ!

特にデジタルクリエイターの数の多さに驚きです。

約130分の映画の中に、信じられない人数の知恵と苦労とセンスが凝縮されているんだなぁなんて改めて思いました。

すっかり夢の中

最初は気乗りしなかったこの映画。

しかし今は「A Whole New World」が頭の中でグルグル・・

掃除機かけながら大声で、アホールニューワーーー・・って歌ってます。

(びっくりして金魚が飛び上がっている・・)

ジーニーに3つ夢を叶えてもらえるんだったら何しようかなって、天ぷら揚げながら宙を見上げ、真剣に考えてしまいました・・・

天ぷら真っ黒・・・

又吉直樹と太宰治

又吉の太宰愛

又吉の太宰愛は有名です。

又吉のエッセー「夜を乗り越える」の文中、太宰の自殺について、

「斜陽」「人間失格」というとんでもない傑作を書き上げ、もう書くことがなくなってしまったんじゃないか、という意見もあります。・・・(略)・・・「斜陽」と「人間失格」を書いたがために小説が書けなくなりましたという小説が書けると思うんです。

死にたくなるほど苦しい夜には、これは楽しいことがある時までのフリなのだと信じるようにしている。喉が渇いている時の方が、水が美味しい。忙しい時の方が休日が楽しい。得体の知れない化け物に殺されてたまるかと思う。

その夜を乗り越えないと駄目なんです・・

その思い全てがタイトルになっています。

又吉直樹(ピース・芥川賞受賞作家)の本はだいたい読んでると思う。

エッセイから小説まで。

(ちなみに私はぜんぜん読書家ではありません)

テレビでもよく太宰のことを話しているけど、本の中でもよく太宰が登場します。 太宰たらればが多い。

そんな又吉の影響で、太宰治の本が気になってチラチラ読んだりしてます・・

(教科書にも載っていたと思うけどすっかり忘れました)

走れメロス

中でも「走れメロス」は何回読んでも笑ってしまうんだけど私だけでしょうか・・

太宰は暗いイメージなんだけど、意外にもユーモアたっぷりで面白い。

(人間失格も個人的には端々に笑えるところがあった・・)

「走れメロス」は信頼することの尊さを悟す物語なんだけど、私は主人公の自己チューぶりに笑ってしまいます。

メロスのあらすじは省略しますが、

同意も得ないで勝手に友人を暴君の王に人質として差し出す。

(その時の友人のリアクションを想像してしまう・・)

期日までに戻らないと友人が殺されるのにうっかり寝過ごしたり、時に裏切って逃げてやろうと思ったり・・

そして、最後のラストスパートでやっと戻ってきた時はなぜか真っ裸で到着。

近くにいた少女の指摘で自分の姿に気がつく・・

「勇者はひどく赤面した」・・・の言葉で終わり。

私は、急に人質として差し出されても文句も言わず、ひたすらメロスを信じて人質になってあげてる友人セリヌンティウスのお人好しぶりに感動します。

歩いたメロス

wikiには

太宰が小説の中で書いた距離と時間をもとにメロスの平均移動速度を計算すると、メロスは行きも帰りも歩く速度でしか移動しておらず、最後の必死のラストスパートでさえ時速5.3キロにすぎない。

そうすると、人質になっている友達セリヌンティウスは、向こうから真っ裸でノロノロ歩いてやってくるメロスを見て何を思うんだろう・・。

話が変わってきそうです・・

又吉の本のおかげで太宰の面白さも少しづつわかってきて楽しいです。

だんだん賢くなってる気がします!

タピオカnext

なんの行列かと思ったら

またタピオカ屋・・

うちの近所にも専門店ができた。

前からあったものなのに、今また流行っているのがとっても不思議。

試しに飲んだけど昔と変わらず普通にタピオカ・・

専門店の中でも一層行列の多い都心の店だと味が違うのかと思って並んだけどやっぱりフツーのタピオカ・・これがそんなに??

大好きな方はごめんなさい・・

マスコミ、有名人、SNSの効果

本当に大きいんだなと改めて思う。

それと味は普通に美味しいだけなんだけど、何より見た目が大事ってこと。

「映え」しないと流行らない。

ロールアイスもそう。ただアイスをくるくる巻いただけで・・。

ちょっと前に流行ったポップコーン

流行りものはすぐ消える運命。

ちょっと前に流行ったポップコーン・・ものすごい行列だったギャレット原宿店は今はすぐ買える・・。笑

ポップコーン好きの人は、今いいかも。

でも若い子は流行ってるものに興味があるから、ポップコーンにはもう興味ないのか・・哀しい・・

台湾発チーズティー!

先日テレビで放送してたんだけど、次来そうなのがチーズティーだって・・。

鉄観音茶の上部にチーズクリーム!(・・・・)

チーズドックみたいな韓国発ホットク、そしてチーズダッカルビ、原宿のチーズキーマカレー・・なんでもチーズ乗っけたら喜ぶと思って!・・と思ったけど飲んでないからなんとも言えない・・。

確かにチーズは好きだけど。

どうなの?チーズティーって・・・

芸人の罰ゲームレベルに思えてしょうがないんだけど・・。

でも飲んだら感想がコロッと変わったりして・・ありえる。

なんだかんだ言って、近いうちに飲んでみようと思ってます。

怖いもの見たさで・・

その「えっ!」って思うのがポイントなんだと思います・・きっと。

チーズとお茶を!!っていう・・・

もうなんでもアリな感じ・・

「チーズコーラ」・・これからの季節に「チーズかき氷」、ラーメン激戦区に「チーズラーメン」、神田あたりにざるそばチーズ・・

チーズティーきちゃったら、何来ても驚かないかも。

チーズ好きなんだけど・・・

書いてるだけでちょっと胃がムカムカしてきたのでこのへんで。笑

歌舞伎

18代目 中村勘三郎 「お祭り」

はじめての歌舞伎鑑賞

20歳頃、初めて歌舞伎を知人のお誘いで観たんだけど、セリフの意味はわからないし、演目のあらすじもよくわからない。

ここにいる大勢の観客はみんな理解してるんだろうか、と不思議でした。

しかも役者の顔を見たとき、とても失礼でほんとに不謹慎なんだけど、吹き出しそうになってしまい隣に座っている知人にバレないように必死で笑いをこらえていた・・

なぜかというと歌舞伎のメイクでコントをしていた加藤茶を思い出してしまったから。

子どもの頃から加藤茶の歌舞伎しか知らないから、本物の歌舞伎を見たらみんな加藤茶に見えてしまって・・(本当は逆なんだけど・・)

あと志村けんのバカ殿・・

人間国宝の中村吉右衛門、尾上菊五郎もみんな志村けんに見えた・・

(歌舞伎ファンの方、ごめんなさい・・)

劇場の雰囲気は素晴らしい

ただ演目の意味はわからなかったけど歌舞伎座の雰囲気は素晴らしかった。

きらびやかな役者の衣装、豪華なセット、劇場の和の雰囲気から、時折客席からいい間合いでかかる屋号の掛け声「音羽屋!」「成駒屋!」とか。

(「大向こう」さんと言うらしい)

全ての雰囲気が素敵でした。

また観てみたいと思った・・

歌舞伎のチケットは高いイメージだけど

今度は自分でチケットを取って4階席で観る。(幕見は当日券のみ)

ちょっと舞台から遠いけど安いし、回数見たかったから。

幕見(好きな演目のみ)だと1000円代~2000円代で観れます。

役者を楽しむ

最初は演目の意味、セリフはよくわからなかったけど(パンフで少し予習したりもした)何回か観て気づいたのは、同じ演目でも役者が違うとまた違った味わいが出て、そこがとても面白いということ。

舞踊でも同じ。

歌舞伎は演目を楽しむというより役者を楽しむんだと思った・・。

4年前に59才の若さで亡くなった10代目坂東三津五郎の踊りは、私の中ではイチ推しでした。(近藤サトの元夫)

日本舞踊のことは全く知らない私でも、いろんな役者で数回観てるうちに違いがわかって面白い・・

7年前57才で亡くなった18代目中村勘三郎も、人間味のある魅力で好きでした。

ドラマやバラエティーで歌舞伎役者がよく出てるけど、本職の歌舞伎を見るとまた違った魅力を感じると思います。

最近はぜんぜん観てなくて、このブログを書いてたら、歌舞伎座も新しくなってから行ってないし、また劇場行って観てみたいなーと思いました。

京都の南座、四国のこんぴら歌舞伎の劇場も素敵です。

劇場の雰囲気を味わうだけでもいいですよ!