決勝メンバーが決まった。
今回、からし蓮根が決勝進出。
以前和牛の記事を書いた時、食べ物の名前にすると売れるのでは?と書いて、からし蓮根も書いたけど・・・ね、来ましたよ!
これで全国的に知名度上がって売れたら、私、先見の目があったということで鼻高々です・・
和牛はなんと敗者復活枠
ミキも、アインシュタインも天竺鼠も四千頭身も・・。
有力視してたコンビが、かまいたち以外全て決勝落ちで驚いた。
たった1枠・・・まだ何が起こるかわかりません。
ナイツ塙の著書「言い訳 関東芸人はなぜM1で勝てないか」
この分析本がなかなか面白い。
M1は4分のネタ。
その4分間にどれだけ笑いを入れられるかを考えるとどうしても関西弁が有利だと。
関西系は陸上で例えると短距離型が得意。
関東系は長距離型らしい。
その4分間という短距離型漫才を関東芸人がどうやって挑むか。サッカーでいうブラジルに挑戦するようなものだと。
小さい頃からのコミュニケーションで当たり前のようにツッコミを入れる文化があるところはやはり強い・・
じゃあ関東芸人はどうすれば勝てるのか・・
塙によると、早口で喋るべらんめぇ調の江戸弁に注目。
最近復活したアンタッチャブルのツッコミ柴田は江戸弁の勢いに近いらしい。
落語も江戸弁。そっちに注目するのもいいと・・。
要するに4分間ネタ(短距離型)だと勢いが大事ってことになるのか・・確かに関西弁でまくし立てるしゃべくり漫才に比べたら、感情が伝わりにくい標準語は弱いかも。逆に勢いをウリにしてないコンビもいるからそこらへんは考えどころかも知れない。ん・・
しかし過去には勢いを売りにしてないコンビも優勝こそしてないけど出てきてる。南海キャンディーズ、スリムクラブとか。(そう、その辺りのことも本に詳しく書いてあって面白いんだけどね)
もうこうなったら関東芸人は一杯引っ掛けて本番に挑むっていうのはどうか。
適度に酒の力借りちゃう。
で相方に引きずられて終わる・・このくらいのはちゃめちゃ感が見たい。横山やすしみたいな。(横山やすしのような芸人さんはなかなか出てきてない気がするんだけど・・)
時事ネタで
そしてナイツの漫才は時事ネタ。
爆笑問題も時事ネタ。
関西芸人はあまり時事ネタで出てこないからそっちで勝負もできる、と。
そして最後にこの言葉が印象的でした。
「勝負に勝って、試合に負ける」
M-1王者という肩書きはものすごく魅力的ですが、長い目で見た時芸人としては売れる方が何倍も嬉しい。そういう意味ではオードリーこそ真の勝者と言っていいかもしれません。つまり、オードリーは勝負に勝ったのです。
目次:世紀の発明家オードリーも語らないわけにはいきません より
なるほど・・。MI王者の肩書き関係なくせば関東芸人も息が長い芸人さん確かに多い。でも王者目指したいよね〜
今回決勝に残った組で関東芸人は、吉本東京組のオズワルド、そして1組だけサンミュージック所属のぺこぱ だけ。
吉本大好きだけど、今回は「ぺこぱ」。
周りは全て吉本だらけの中でなんとか頑張ってもらいたいなーと期待を込め、ぺこぱに注目したい。
和牛の優勝も見たいんだけどね・・もう売れてるからいいか。